私が所属している模型サークルの今年の作品展に向けてのテーマが4月の例会で決まりました。
飛行機は、「エンジンが2発以上のもの」
AFVは、「軽戦車」
船は「潜水艦」
車「特に決めない」
このテーマは全然強制じゃないので、テーマと関係なく自分の好きなものを作ればよいのですが、私の場合は、テーマがあった方が作るもので悩まなくて良いので、できるだけこのテーマに沿って作っていこうと思います。
という訳で、先日制作開始した1/72のB-24Dに続いて、アカデミー1/72のB-29Aを制作開始します。
このキットはサークルのメンバーの放出品をいただいたものです。
B-29というと私たち日本人にとっては「エノラゲイ」や「ボックスカー」など、どうしても原爆と結びついてしまいますが、今回制作するのは1943年にテニアンやグアムに展開された第9爆撃群の所属機で初期のA型です。
それにしても日本を空襲した爆撃機なので、ちょっと抵抗感はありましたが、模型の趣味として割り切って作ることにしました。
この機が出撃していた頃は、日本の防空体制もまだしっかりしていたので、B-29の犠牲もかなり多かったらしく、1回の出撃で1/3を失いというようなこともあったようです。
日本空襲でのB-29乗員の犠牲者は3000名を超えたそうです。
まずは箱絵です。
アカデミーらしく、ちょっと漫画チックな箱絵です。
パーツ群です。
アカデミー定番のライトグレーの整形色です。
リベット表現は全くなく、、繊細な筋彫りだけです。
胴体周りのパーツです。 不思議なことに垂直尾翼が別パーツになっています。
機内のディテールはモノグラムの1/48とよく似ていて、1/72としては十分な内容です。
デカールは1種類のみです。
従って、全面無塗装銀になります。
主翼周りのパーツです。
フラップが別パーツに、翼端灯もクリアパーツになっています。
完成すると見えなくなってしまいますが、爆弾倉で分断された前後キャビンの連絡トンネルも再現されています。
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