梅雨入りした途端に雨が降り続き、今日で丸々三日目です。
そろそろ陽射しが恋しいなと思っていたら、朝ドラが終る頃にようやく雨が上がって、一気に青空が拡がったので、チャンスとばかりにマリアの塗装に取り掛かりました。
先ず、全体をグロスブラックで下地塗装しました。
爆乾燥後にクレオスのメッキシルバーネクストを全体に吹きました。
これは下地と上塗りを兼ねています。
シルバーの乾燥を待って、クリアオレンジとクリアイエローを4:6くらいで混ぜた色を吹きました。
全体に万遍なく厚塗りするのではなく、上方45度くらいからエアブラシを少し離してフワッと吹くような感じです。
下地のメッキシルバーを部分的に残すような感じです。
我ながら良い感じの色になったと思います。
この塗装が乾燥する間に台座部分の電飾を仕込みます。
一昨日秋葉原へ行ったときに千石通商で買ったLED拡散キャップを使用してみました。
3mm砲弾型のLEDをそのまま光らせると光が前方に強く出ます。
1927年の映画ですからこんなに指向性の強い明るい光の筈がありません。
LEDに拡散キャップを被せると光が拡散し、指向性が弱くなってこうなります。
但し、千石通商には5mm用しか無かったので、内径3mm、外径5mmのプラパイプを介して使いました。
台座にLEDを取り付けて配線をした状態です。
上部
下部
光らせるとこんな感じになります。
これでもまだ指向性が強過ぎますが、取り敢えず良しとします。
塗装の終ったマリアをセットするとこんな感じです。
これだけではもの足りないので、前方の下からマリアの胸の辺りを照らす照明も付けようと思います。
何とか今月中に完成させたいです。
<オマケ>
一昨日の秋葉原ショッピングの成果です。
キットは一切買っていません。
中央付近にオレンジ色に見えるのが今回使用した光拡散キャップです。
10個買って既に6個使いました。
あと2個使う予定です。
下地の銀を生かしたエナメル塗装、そして台座の輝き・・・
とても上品で素晴らしいです!!
これって塗装技術の勝利と言えるのでは!
グラデーションの感じが素晴らしいです!!
クリアを使うと云うのがポイントでしょうか、
部分的に吹いてシルバーを残す、この塩梅が絶妙です、
これはどれほど自分を褒めても褒め足りないでしょう(^^)
LED拡散キャップも大変参考になりました。
今度もし秋葉原に行くことが出来たら、電気店巡りしたいですね。
気を使った所をお褒め頂いて嬉しいです。
金きらにしたくはなかったのですが、銀ではつまらないですし、コンピューターで色づけした映像を見るとホンノリした金色っぽい色なので、それを再現するように努力してみました。
クリアイエローとオレンジの混色を一定方向からフンワリと吹いたのが良かったようです。
お褒め頂けて光栄です。
カラー化された映画の映像を見ると下から光があたっているので光があたる部分が銀色っぽくて、影の部分が金色っぽく見えます。
この雰囲気を出したかったので、クリアイエロー/オレンジの混色を斜め上から吹きました。
仰る通り、シルバーの残し加減がポイントです。
最終的には下から60度の角度で電球色のライトを当てるので、もう少し雰囲気が変わると思います。
拡散キャップは偶然見つけたのですが、かなり重宝しそうです。
秋葉原の電気パーツ専門店は色んな物があって、ついつい余計に買ってしまいます。
シルバーの発色具合、上塗りの色の配合と吹き具合などなど、どれもとても勉強になりました。
千石さんは、ギターパーツも売ってる千石さんですか?数年東京に行った時買い物しましたが何時間でもいれますね(あの狭い店内に)。
「とても品のある良い色合い」とお褒め頂けて嬉しいです。
シルバーをどのくらい、どんな風に残すかの加減がポイントでした。
ほぼ狙い通りになりました。
「絶妙な色!シルバーとゴールドの美味しいとこ取り」・・最高のお褒めです。
メッキシルバーの上にクリアイエロー/オレンジの混色を吹いて金色を表現する方法は自由に色加減ができますし、塗膜も強くなるのでお薦めの方法です。
月刊ウェブモデラーズ7月号の第2特集がSF・キャラクターなので何とか間に合わせたいのですが、微妙です。
千石さんは、ご想像通りギターパーツも扱っているお店です。
ここでパーツを買い集めればオリジナルのギターが1本作れちゃいますよね。
同じ通りに秋月さん、LEDヒカリさんも並んでいるのでアキバへ行くと必ずハシゴします。
ついでにイエサブ、ヴォークスへ寄るのが定番コースで
時間があれば駿河屋とレオナルドも覗いてみます。