久々の48飛行機の製作です。
隼、九七艦攻などと並ぶニチモ全盛期の名作です。
同じキットをもう一つストックしているので、今回は偵察機として製作し、これでコツが掴めたらもう一つは襲撃機として作りたいと思います。
いつもの通り、全てのパーツをランナーから切り離して、ゲート・パーティングライン・バリを処理して、部位別にケースに保管します。
後に残すと面倒くさくなるキャノピーのマスキングを完了しました。
枠のモールドがはっきりしているので「方どり法」です。
偵察機で作るので兵装は15キロ爆弾か照明弾のどちらかにします。
50キロ爆弾は襲撃機を作る時にします。
機体の主要パーツを仮組みしてみました。
主翼と胴体の繋ぎ目に若干の隙間ができますが、薄いプラ板を挟むか、溶きパテを流し組む事で処理できそうです。
機首側の主翼と胴体の継ぎ目には段差ができますので、ここはパテ盛りが必要になりそうです。
主翼後端と胴体はほぼピタリと合います。
主翼上面パーツとの間に隙間がありますが、調整で小さく出来ると思います。
古いキットとしてはパーツ精度はかなり良いと思います。
エンジン内に4mm径のマイクロモーターがスッポリ収まるのでプロペラ電動は問題なさそうですが、主翼の前照灯と翼端灯はモールドだけでクリアパーツが無いのでちょっと手間が掛かりそうですし、光源となるLEDを収める場所が厳しそうです。
ちょっと悩んでみましょう。
先ずはコックピットから着手です。
<オマケ>
染井吉野の蕾がかなり膨らんできました。
この分だと10日後くらいには咲き始めそうです。
立川基地に向かって米軍のC-130J輸送機の編隊が飛びました。
写真に写っているだけで6機あり、この前に既に数機通過しているので、恐らく10機くらいの編隊です。
時々、この規模の編隊が来ますが、特に近隣で戦争が起こっているわけでもないのに、一体何を運んでいるんでしょうか
貼ってから枠に沿ってデザインナイフで切って
行くのですか。ゾルの時はそうしたのですが、
新しい方法が、開発されているのでしょう。
私は全体まで仮組はしないで、作るごとに
合わしていきます。
キャノピーのマスキング方法はタイプミスしていました。「方どり法」ではなく「型取り法」です。
詳しくは下記の過去ブログで書いています。
https://blog.goo.ne.jp/kurakin1220/e/97dec6f18f830615fc0f24bb05da6cf1
(2013年8月30日の「キャノピーのマスキング方法について」という日記です。)
ニチモのこの時期のキットはパーツ精度が良い事は大体判っていますが、何せ古いキットなので、一応全体を仮組して様子を見ました。
予想通り良好でしたが、機首回りとキャノピーの胴体へのフィッティングがポイントになりそうだという事が判りましたし、大凡の修正方法も見当がつきました。
まだ3D-CADなどない時代のキットですが、当時のニチモの技術力を遺憾なく発揮したキットだとの印象があります。(ヒロシ殿も過去に製作記アップされています。)とは言え、古いキットならではの隙間や段差があるのは仕方ない所で、その辺が製作時のポイントになりそうですね。
今このキットを買おうとすると、私が以前購入したウィングジーのキットよりも高価になっているんですね。驚きました。
緊急事態宣言の延長でお籠りが長引いて、その分、プラモデル製作の時間が増えている感じです。
戦車と飛行機の製作を交互にやっています。
ニチモのこの時期のキットを作っていると、当時の職人さんの心意気が伝わってくるようです。
パチピタキットを勿論大歓迎ですが、隙間や段差を調整するのもプラモデル作りの楽しみですからね。
ニチモのキットがネット上で法外なお値段に高騰しているのはちょっと悲しいですね。
こういうキットは作らないなら、きちんと作る人にリーズナブルに譲ってあげて欲しいなと思います。