万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

民主党は”内なる敵”に?

2010年04月26日 15時12分19秒 | 日本政治
「外の敵は怖くない。うちは…」小沢氏、反対勢力を牽制(朝日新聞) - goo ニュース
 民主党の小沢氏は、党内から起きている鳩山首相や自らへの批判に応えて、”内なる敵論”を展開して牽制したと報じられています。国民にしましても、同じ懸念を民主党に対して抱いているのではないでしょうか。

 政権発足以来、民主党政権は、小沢氏率いる大訪中団に始まり、外国人への地方参政権付与の推進したり、杜撰な子ども手当を成立させるなど、国益や国民の利益に反する方向を歩んできました。普天間基地移設問題でも、国家の安全そのものにひびを入れてしまいそうです。売国”という表現まで飛び交っており、こうした国民の民主党に対する不信感は、支持率の低下に端的に現れております。下げ止まらない支持率は、民主党そのものを、我が国を内側から破壊する”内なる敵”に認識しそうな勢いなのです。

 外部の敵より内部の敵の方が破壊力を持つのですから、民主党は、自らの立場とその破壊力を自覚すべきと思うのです。

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