家の周りで・・・

家の横の林のそばに、どこから飛んできたのか
一株の菜の花が咲きました。
去年まではなかったのです。
花の話題を持ち出すのは珍しい夫が
「あれ、あれ、あの花・・・」と、名前を思い出せずに
それでも、私に報告しようとする様子が、
おかしかった・・・・。


これ何だと思いますか？
朝露に濡れた雑草「スギナ」です。
つくしの親分ですね。

とても強い草で、抜いても抜いても
根が残りどんどん、増え続けるので
野菜畑や花畑の大敵、農家泣かせのスギナです。
でも、こうしてみますと、きれいですね

スモモの花、カリンの花そして・・・

カリンの花が、今年も咲きました。
画像は蕾の時の様子です。
一度も実を収穫した事はありません。
花だけでも・・といつも思います。



子供のころは、競って木に登って食べた「赤スモモ」。
花が咲きました。



もう何年になるでしょう。
夫の姉が、秋田市から
一株持ってきてくれたのがもう、
こんなに増えました。
「秋田ふき」の子供です。
大きくなると、唐傘の変わりになるほど、
本当に大きな葉っぱになるのです。

母の木

また今年も母(姑)が残してくれた花々が咲き始めています。庭木も宿根草も
見るたびに母がその花を植えたとき、見たとき、話した事が思い出されます。

「木蓮は、何年で咲くんだろうか。私が見る事は出来るのだろうか・・・」
確か、咲き初めを見ることが出来たはずと、記憶している。


「五葉あけびは、珍しいんだよ。苗を分けてもらってきたんだけど、実が生るのだろうか・・・」
毎年増えて行って大変。地面まで這ってどんどん増えている。
ちゃんと、実が生っていますよ、おかあさん・・・・。

心和み・・

会社の上司、（男性のしかも私よりも年下）が
「○○さん、懐かしいもの見せてあげる」と
上着のファスナーを開き、左の胸の辺りを示した。
そこには、私がもう40年も前に卒業した女子高校の
校章が縫い付けられていた。
、高山植物の「コマクサ草」をモチーフにしデザインされた
なんとも女性らしい優しい校章だ。
三年前にこの高校を卒業した、娘さんのベストを着てきたのだ。

ここ数日、とても気温が低い。
朝早い出勤の彼が、奥さんに何か下に着るもの・・・と所望したら、
このベストを出してきたのだという。

それを素直に着こんできて、
恥ずかしそうに、でも嬉しそうに
私達に見せてくれた彼の、
今は遠くで暮らす娘さんへの想いを感じ
朝から、ほのぼのとしたひと時だった。

今日の画像は、スカンポ（スイバ）です。
　　
おやつなどない子供の頃、塩をつけてこのスカンポを取っては、
食べたものでした。
とっても酸っぱいものなのに、子供がよく食べたものだ・・・と、
今は思います。

春に思う・・・・

知り合いのご婦人に会った。
90歳の元学校教師の品のある方である。
夫を亡くされてから、もう数十年も一人暮らしをしておられる。

私に久しぶりに会った事を、ひどく喜んでくださり、
子供のころから慕っていたという、私の亡くなった姑の話へと進む。

月の半分は、離れて暮らす子供達が入れ代わり来て泊まっていくとおっしゃるので、「それは嬉しいですね」とお答えしたら、
「いつまでも生きていると、皆に迷惑をかける。この歳になっては、してあげる事は何もなく、してもらうことばかりだもの・・・。」とおっしゃった。

「若い時から今まで、ずっと頑張りとおしてきたのですもの、大手を振って
お世話になったらいいですよ」と申し上げたら、
「その言葉で胸のつかえが、少し降りた様な気がします」とお答えになりました。

家の母も同じ事をよく口にする。
お歳を重ねるうちに、みな同じ様に思うのだろうか。
帰りの車の中でその言葉を思い出し、目頭が熱くなった。

　　
ふきのとう、蕾と綿毛になった花の様子です。

花のＧＩＦアニメ

今咲いている花達です。
白のムスカリ、花もも、ボケ、サクラ、それにショウジョウバカマ。


ショウジョウバカマはたくさん咲いてます。

そして、家の周りの深緑です。
深呼吸をして、体の中からきれいにしたいですね
　



大好きな故郷、いつまでもこのままで・・・・と、願う。

庭の新入り

かねてより欲しいと思っていた、「ハナカイドウ」をやっと手に入れました。ついでに、白の「テルテモモ」も買いました。

　

そして、ピンクの八重オダマキ。
どんな花も、いい花は増えてくれない。
このオダマキも、消えてしまうのでしょうか。
心配です。

シラネアオイの開花

シラネアオイが、芽を出してから
楽しみにしていました。
先に芽を出した方の集合から
蕾が出ました。



今年もちゃんと芽を出し、そして
たくさんの花を付けてくれました。
けなげな姿に、感動と感謝の気持ちで
いっぱいです。