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市民の森の水路の上はネットで覆われてつる性植物の宝庫です。
ネット上のノブドウは下草刈りを免れて20mにわたって
繁茂していました。
今年の春、水路に隣接する山のシラカシ、コナラなどの
成木が奥行き5m、幅100mにわたって伐採されました。
この市民の森を管理する市の説明では、
樹木を伐採して「萌芽更新」をし、樹木を若返らせるとともに、
スミレの仲間やワレモコウが咲くかつての土手の風景を
取り戻しますと書いてありました。
伐採された当時丸裸になった水路沿いの山を見て、
野鳥の棲みかが減少すると心配しましたが、
水路沿いに今まで気づかなかったつる性植物が元気を
取り戻していることを認めることにしました。
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足元のネット上に葉に隠れたカラスウリを1個見つけましたが、
カラスウリの赤い実は木からぶら下がっているのがいいですね。