風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き風景水彩画「堆砂垣のある砂丘」

2013-09-20 10:04:42 | アート・文化

 

                    Epson025
 

                    (比較的新しい堆砂垣)
 
      
                      Epson026
                          (砂が溜まりだした堆砂垣。一部が強風で壊れた所も)

前回は、写真で掲載した
痩せる中田島砂丘(浜松市)を、少しでも守ろうという「堆砂垣=たいさがき」を描いてみました。

堆砂垣は割った竹を垣根状に砂に挿し立てたものです。強風で飛ばされる砂をこの垣根で受け止め、砂が積もって垣根が埋まると、竹を新たに継ぎ足してゆく。そうすれば、起伏のある砂丘が蘇るというわけです。

歩いてみると、新しい垣の下に砂で埋まった竹垣の頭が見えました。やがて、新しく挿した竹垣が役目を終え、それが何度か繰りかえされれば・・・。いつの日か、あの豊かな起伏が少しでも戻ればいいですね。

        Epson024
 
         
種や根などが海流に乗ってきた?こんな植物を見かけました)

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