(比較的新しい堆砂垣)
(砂が溜まりだした堆砂垣。一部が強風で壊れた所も)
前回は、写真で掲載した痩せる中田島砂丘(浜松市)を、少しでも守ろうという「堆砂垣=たいさがき」を描いてみました。
堆砂垣は割った竹を垣根状に砂に挿し立てたものです。強風で飛ばされる砂をこの垣根で受け止め、砂が積もって垣根が埋まると、竹を新たに継ぎ足してゆく。そうすれば、起伏のある砂丘が蘇るというわけです。
歩いてみると、新しい垣の下に砂で埋まった竹垣の頭が見えました。やがて、新しく挿した竹垣が役目を終え、それが何度か繰りかえされれば・・・。いつの日か、あの豊かな起伏が少しでも戻ればいいですね。
(種や根などが海流に乗ってきた?こんな植物を見かけました)
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