風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き風景水彩画「再び興正寺の五重塔を描く」

2013-09-25 08:03:32 | アート・文化

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水彩画教室のスケッチ会で出かけた名古屋・八事興正寺の絵です。ここへは以前にも、名古屋へやって来た友人の希望で訪れましたが、僕にとって神社仏閣を描くのは難題です。
 そのうえ、スケッチ会当日は、あいにくの雨。それでは雨に煙る五重塔を描いてやろうと意気込んではみましたが、結局は失敗作に。改めて前回とほぼ同じ角度から同様の描き方をしてみました。

でも、たとえ晴れていても、興正寺の五重塔がこんな色には見えませんよね。とくに屋根の陰になる部分は紺やこげ茶色がかって、少し離れたところからは木組みや彫刻だってはっきり見えません。だから前回もそうでしたが、思い切ってこのように色づけしたのです。

もう一枚は、雨が降りしきる小さな池を描きました。雨粒によって水面に無数に広がる波紋が面白く、もっとうまく描ければ、と思ったのですが・・・。
降る雨はナイフで筋を入れて表現しました。<o:p></o:p>