風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「励まし、ご指摘に感謝=グループ展『風の游子展』後半へ」

2015-06-04 20:49:23 | アート・文化

僕たち水彩画のグループ展「第8回風の游子展」(名古屋市民ギャラリー栄、7日まで)も前半を終えました。6人のメンバーは、作品に対する数多くのみなさんからのご感想や励まし、貴重なご指摘に感謝しています。

「みなさんの力が着実にアップしている。はっきり言って、最初のころはつまらん作品が多かったけど・・・」
「全体に構図がいい」
「塗り方もいろいろ挑戦していることが伝わってくる」
「描くことを楽しんでいるな、と感じられる」
こんなお言葉を素直に喜んでいます。

また、僕の作品である、野外将棋を毎日楽しむ高齢の男たちを描いた作品には「男の匂いがする」「将棋駒の音が聞こえる」と嬉しい評価をいただきました。
一方で厳しい指摘も受けました。
例えば、休日の造船所の衣紋掛けに並ぶ作業衣を描いた絵。
「休日の風景をこのように切り取ったのは素晴らしい」としたうえで「でも、何か物足りない」との指摘です。
  

「油や塗料、そして汗の臭いもしない」「題名にあるドックという文字がなければ、作業員の仕事の大変さも伝わってこいない」「衣服も人物を描くつもりで・・・」等々。
これからの課題だと思いました。

今回初めて出展を試みた「東山動物園の仲間たち」には「優しくて仕草も面白く描かれている」といったお褒めとともに「動物園の動物とはいえ、もう少し野性味が欲しい」との注文もありました。
展覧会は7日まで。ご高覧のうえ、いろんなご指摘、ご助言をお待ちしています。

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※展示会場の全作品を掲載します。写真技術がないため、こんな調子で申し訳ありません。
「事前にブログで一部の写真を見ていたけど、やはり実物はいいね」という言葉ももらいました。ぜひご来場を。