風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き水彩画「楽しく描かれているな、が印象の水彩画『アートクルール展』

2015-10-02 18:09:01 | アート・文化

     

            

             

何年か前に海外旅行のツアーで親しくなった友人が加わる絵仲間の水彩画展「アートクルール展」を、名古屋市名東区本郷の丸茂ギャラリーで拝見してきました。6日(火)まで。「友人だけでなく、皆さんが描くことを本当に楽しんでいるな」が僕の印象でした。

この会「アートクルール」は、数年前からギャラリー近くのコミュニティーセンターで月2回、自分たちで「教室」を開いてきました。
メンバーは僕の友人で「新人」の北條俊紀さんら9人。2か月前から月に1度は講師をお願いすることにしたそうですが、それまでは講師なしでやってきました。

「こうした方が・・・」「この色、もう少し塗りが欲しいと思うけど・・・」
互いに考えを出し合ってのお絵かきと銀行のロビーなどでの展示、そして勉強後の一杯を楽しんできたそうです。
かつて公募団体にいたり、カルチャーセンターなどで学んだメンバーもいますが「とにかく描きたいものを描く」「仲間の意見は素直に聞く」がモットーなのでしょう。

今回展示されているのは、各自2、3点ずつ8号サイズの風景画を中心に20点ほど。見て回りながら「筆が弾んでいる」「嫌味がない」「無理をしていない」「癒される」などといった印象が残りました。

笑いながら「何を教えたらいいのか・・・」と、講師を引き受けた加藤喜久美先生。伸びのび描くメンバーのこれからを楽しみにしているようです。
丸茂ギャラリーは、地下鉄東山線「本郷」駅前の丸茂病院の隣にあります。