風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「愛知県半田市の旧カブトビールの赤レンガ建物を描く」

2015-10-23 18:36:27 | アート・文化

        

水彩画教室のスケッチ旅行で出かけた愛知県半田市にある、旧カブトビールの「半田赤レンガ建物」の1枚です。
この建物は1898年(明治31年)にカブトビールの製造工場として建ちました。パンフレットによれば、明治時代にできた日本のレンガ建物としては5本指に入る規模だったそうです。

全てレンガ造りの5階建て。戦争末期には軍需関連企業、戦後は食品会社のそれぞれ倉庫として活用。
文化庁の登録有形文化財などに指定され、ことし7月には観光施設になっています。

三河地震や東南海地震、太平洋戦争の空襲などを乗り切って117年。施設整備のためドアなど一部が手直しされているようですが、レンガ壁には戦闘機の機銃掃射による傷跡も残る「絵になる雄姿」です。

これまで何度か訪れているので、それらの写真も参考にして描きました。あと1、2枚は描いてブログにも掲載したいと思っています。