風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「はじける水、深い緑=三重県名張市の赤目四十八滝で癒されてきました」

2017-08-02 06:44:44 | 日記・エッセイ・コラム

日本の滝100選や平成の名水100選に選ばれている、三重県名張市の赤目四十八滝に行って聞ました。滝の全てを巡ることはできませんでしたが、うだる猛暑の名古屋からやってきた身には別天地でした。

四十八滝の名前のいわれは、阿弥陀さまが48の願いをかけて修業したとか、48の滝があるというより「それほど多くある」という意味だとか言われるそうですが、遊歩道のコースを歩くと、次々に大小の滝に出会います。
ここを訪れる前に忍者の里の伊賀市に立ち寄ってきたので、「伊賀流忍者の修行の場だった」との説には納得しました。

手入れの行き届いた杉木立や、競い合うように広がる深い緑が強い日差しを追いやり、平地ではうるさいほどだったセミ時雨はなく、聞こえるのは岩場にはじける流れの音ぐらい。両岸にそそり立つ巨岩、谷を埋める苔むした岩々。

流れの浅瀬には小魚の
群れ。こちらはその名水で醸造した地酒を手に滝を後にしました。