名古屋の鶴舞公園で落ち葉の中を歩いてきました。色合いの美しさだけでなく、落ち葉を踏みしめる感触を味わいたいからです。
僕のストック写真で見る限り、今年は例年に比べて落葉が遅れているようです。
朝夕の冷え込みが強まったとはいえ、日中は足早に歩くと汗ばむほど。長期予報もやや暖冬のようです。木の葉を舞散らす風の強い日もありません。
公園の売り物であるサクラはほぼ落葉しましたが、プラタナスは今年もあと10日となったのに、全体に葉が残り気味。鈴懸(スズカケ)の別名の通りたくさんの実が鈴のように垂れている木は実に栄養を使い切ったせいか落葉が進み、実が少ないのは葉がたくさん残っています。
さまざまな落葉樹が並ぶエリアも、黄やオレンジ色を織り込んだ絨毯はやや厚さが少ない感じ。剥げたようなところも見えます。それでも、小さな起伏や差し込む冬の日差しが描いた絵模様は結構楽しめました。
(プラタナスの様子。落葉後には直径4㌢ほどの実が鈴生りに)