風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「92歳の現役公会堂通用口」

2022-06-09 06:33:19 | アート・文化

名古屋の鶴舞公園にある名古屋市公会堂の通用口です。
1930年(昭和5年)、昭和天皇のご成婚記念事業として建てられた国の有形文化財。今秋には92歳になる今も、立派な現役です。

黄色と焦げ茶色のタイルを組み合わせた壁面、丸みを帯びた造り。公会堂の3年後、中区三の丸に昭和天皇のご大典記念事業として完成した現在の名古屋市庁舎と同様に、落ち着きと重厚さを感じます。
ただ、それを表現するのは難問でした。