風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「芝生広場のモジズリソウ」

2022-06-27 06:42:33 | 日記・エッセイ・コラム


伸びた一本の花茎に、小さなピンクの花をらせん状に咲かせるモジズリソウ(別名・ネジバナ、ネジリバナなど)。僕は自宅庭にも自然に生えてくるこの花を楽しみにしていますが、名古屋市農業センターで例年以上に数多く咲いているのを目にしました。

センター奥の東屋風の休憩所や大きな石が並ぶ芝生広場。数年前から東屋の周りに点々と生えているのを見かけてきましたが、今年は面積、本数とも数倍になり、目測では1平方㍍あたり20本以上はありそうです。

この調子だとやがてモジズリソウが群生状態に、と思いたいところですが・・・。モジズリソウは地中に共生菌が存在することが必要など、かなりデリケート。以前はモジズリソウが多かった別の芝生広場を見ると、増えるより減った感じでした。