風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「秋の気配に黄色くなるマルバチシャの実」

2023-08-29 06:47:09 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに名古屋城を訪ねると、黄色い実を纏うようにつけた庭木が目をひきました。名古屋城へは年に2~3回訪れますが、この時期にはまれ。この風景を見たのも初めてです。

東門から入り、二之丸広場の手前にある樹高5㍍ほどの木が5本。プレートには「マルバチシャノキ」とあります。中国や台湾、国内では沖縄や九州、四国に自生する樹高5~10㍍の落葉樹。1.5㌢ほどの実が房状に生り、秋の気配とともに緑から黄色へと色づきます。