風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「ゾウ親子の朝の会話」

2024-02-16 07:30:00 | アート・文化

描いたのは東山動物園のアジアゾウの親子が、朝の会話を楽しむ様子です。この場面は現在10歳になったメスのサクラが5歳だったころ。当時も描いたのですが、もう一度描き直してみました。

この朝も、部屋から運動場に出てきたサクラと母親のアヌラが歩きながら、何だかソワソワ。間もなく別の部屋から父親のコサラが顔を出すと、小躍りするように駆け寄りました。

柵越しに鼻を絡ませ、父親がサクラに話かけているようです。
「おはよう。ご飯をきちんと食べたかい?」「砂浴びもするんだよ」
「うん分かった。水浴びもね」
絵は10号です。