風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「ビバーナムとシキミ」

2024-04-05 07:16:29 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの散策路を分け入ると、派手さはありませんが半日陰でも咲くビバーナムとシキミの白い花が目を引きます。
ビバーナムは日本を含む東アジアや南欧など幅広く分布し、和名ではガマイズミと呼ばれるそうです。蕾の段階では赤やピンクが見えるのに、ここにあるのはコデマリのような真っ白な花が咲きます。

枝先に乳白色の花を咲かせるシキミ。仏事に使われ線香や抹香の原料にもなりますが、シキミの名は「悪しき実」からついたといわれるほど、全体に強い毒性があるそうです。

ビバーナム

シキミ