風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「ドウダンツツジとボケ」

2024-04-15 06:54:42 | 日記・エッセイ・コラム

  名古屋市農業センターの花木園で、寄り添うように咲く白いドウダンツツジと真っ赤なボケです。

ドウダンツツジは日本や台湾の原産。小さな壺の形をした白い花が、高さ3㍍前後のこんもりとした樹形を覆っています。まさにプラネタリウムの満天の星のようで、秋の紅葉もひと際赤く魅力的。そのためか、ドウダンツツジを漢字では灯台躑躅(つつじ)とか満天星躑躅と表現するほどです。

ボケ
は中国から平安時代より前に渡来。日本が原産のクサボケよりは樹高、花径とも大きめで、大正期にちょっとしたブームになり200種を超える園芸種が生まれたそうです。