暑い夏の公園散歩では、よく園内の温室に飛び込みます。といっても多くの場合、温室内が冷房されているわけではなく、窓は開放してありますが、直射日光が遮られ、緑が多く花が咲き、水音までして別世界の感じだからです。
名古屋・鶴舞公園の小さな温室でも、ゲンペイカズラ(源平葛)やハナキリンなどが迎えてくれます。
【ゲンペイカズラ】
常緑蔓性植物。赤い花と白い咢の対比を、源氏と平家に見立ててこの名が付いたと言われています。
【プルンバゴ】
別名はルリマツリ。屋外で露地植えされたのを見かけることもあります。涼し気な青や白、紫などの花を晩秋まで咲かせます。
【サンタンカ】
中国南部やマレーシア半島の原産。花は白やピンク、オレンジなどあり、庭木として植えられるところもあるそうです。
【ハナキリン】
マダガスカル産。多肉の茎の棘が密生、赤や白い花を咲かせます。