風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「住宅街のユリ園に誘われ名古屋の千種公園へ」

2020-06-06 06:11:37 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

名古屋の住宅街にあってユリの花で知られる、名古屋市千種区の千種公園へ行ってきました。ちょうど見ごろ。平日にもかかわらず、ユリの香に誘われて訪れた多くの市民がカメラを向けていました。

学校や住宅に囲まれ、大通りの車の騒音からも離れた閑静な公園に、びっしりと植えられた色とりどりのユリ。その数13種1万株。
園内は多くの木々が緑陰を作り、噴水やベンチもあって時間がゆっくり流れます。

散策路を歩くと、これから開く大きな蕾もいっぱい。今しばらく楽しめそうです。

 

 

まだ楽しめます。蕾もいっぱいあります

 

 


楽書き雑記「蘇った街路樹の老木『タブノキ』名古屋の伏見通」

2020-06-04 06:20:11 | 日記・エッセイ・コラム

 

このまま枯れてしまうのではないか」
心配していた名古屋の都心・伏見にある街路樹「タブノキ」の老木に、新緑が広がっているのを見てほっとしました。

タブノキはクスノキ科の常緑樹。
約250年前の江戸時代中期から、伏見大通の街路樹の1本としてここにあるとされ樹高10㍍、幹回り3・8㍍。戦火は免れたものの大型台風の被害のせいか幹が地上4㍍の所で2本に分岐しているので枝張りは12~15㍍も。伏見通を隔てて正面にある御園座とともに「御園のタブノキ」の愛称で市民に親しまれています。

しかし近年は老化が目立ち、昨年夏には葉の多くが茶褐色になる無残な姿に。管理する名古屋国道維持第1出張所が衰退を食い止めようと、地中に薬品や肥料を注入する養生作業を進めています。

その効果でしょう。外出自粛が解けて久しぶりに訪れると、枯死寸前に見えた多くの枝から新緑が吹き出すように広がっており、素人目ながら復活できると思いました。   

 

 

 

葉の多くが枯れた昨年夏の様子です

 

 


楽書き雑記「ハナショウブ、見ごろになりました=名古屋・鶴舞公園」

2020-06-02 06:11:22 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

名古屋・鶴舞公園のハナショウブが見ごろになりました。
1日午後訪れると、90種2万株がほぼ咲きそろって迎えてくれました。

同公園のハナショウブは一時期、何故か花茎が伸びても途中で立ち枯れするなど不安定な生育状況が見られました。
しかし、公園職員やボランティアらの熱心な取り組みもあって年ごとに回復。「鶴舞のハナショウブ」が復活したようです。