リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

6週間も一つ屋根の下で一緒にいると・・・

2021年03月05日 | 日々の風の吹くまま
3月4日(木曜日)。☁☁☂。天気は下り坂。でも、冬に逆戻りはもうなさそう。誰も来ないうちにと9時頃に電球とバスケットを買いに出たら、モールの6番ストリートと6番アベニューの交差点の入口前になる小さな広場で梅の木(だと思う)がびっしりとピンクの花をつけて、いかにも春!という感じ。電球はきのうステファンが取り替えてくれダイニングテーブルの上の照明器具につけたLEDの「デイライト」があまりにもクール過ぎたので、ワンステップ下げて「ブライトホワイト」に取り替えることにして、さっそく向かいのLondon Drugsで調達。前の器具は電球を取り替えるのがひと苦労だったけど、新しいのは下のねじを外せばシェードが外れるので楽々。

10時45分に予告通りカウンターの天板を加工する会社の人がアイランドとガス台側の正確な寸法を取りに来て、程なくして別のところで緊急の仕事に回っていたワルデマーも到着。アイランドは長過ぎてエレベーターに入らないので、2枚に分けて現場で継ぎ合わせることになっているんだけど、どの辺りに継ぎ目を持って来るかで喧々諤々。重量があるから下にキャビネットの支えがないとダメということで、シンクの穴はアウト。搬入のときにエレベーターに入れる方向も考慮して継ぎ目の位置が決まった模様。搬入はワルデマーの強い要求で「来週の火曜日の朝」と言うことになったけど、はたして間に合うのかな。要求通りに来れば、ひと晩かけて天板を落ち着かせて、翌日水曜日にシンクを取り付けて、またひと晩かけてシリコーンの接着剤が完全に硬化するのを待って、木曜日に水栓と食洗機の取り付け。つまり、後1週間でバスルームのシンクで食器を手洗いすることから解放されるってことか。まあ、照明が付いたからキャンプ場で月の光でぇ~みたいな風情はなくなったけど、珍しいからあまり苦にならないわけで、やっぱり食洗機が恋しい感じがする。

寸法測定が終わってひとりになったワルデマーは、バスルーム1できのう完成したシャワーに問題がないかをチェックして、バスルーム2の水栓を本命に取り替えて、トイレットペーパーのホルダーを取り付けて、ペンキ塗りの仕上げをしてからタオルかけを取り付けて、バスルーム1で改装のために外していたタオルかけのフックを取り付けて、「何かアートがないと完成した感じがないなあ」と、ついでにワタシの絵もかけてくれて・・・と大車輪。



帰りがけにお先にマティニを傾けていた私たちとしばしおしゃべり。大学卒業後に別の学校で航海士の資格を取って、貨物船に乗ってバンクーバーに入港したときに仲間15人と脱走して亡命。(本国から送られて来た補充要員も10人のうち5人が空港と船の間で姿を消したというから、何だか映画みたい。配管や電気工事の技能を身につけて船のメインテナンスの仕事に就いていたときに出会って結婚した奥さんはポーランド人でいくつも賞をもらっているクラシックのピアニストなんだって。結婚して25年になるという奥さんの話をしているワルデマーの顔は愛妻家そのもので、聞いている私たちもほのぼのしちゃった。じゃ、またあしたね。