リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

タイルの話とコロナワクチンの話

2021年03月20日 | 日々の風の吹くまま
3月19日(金曜日)。☁☁☂。今日もぱっとしない天気だけど、西洋暦の上では「冬」の最後日。何となくだらけた気分なのは天気のせいかな。9時過ぎにワルデマーからマーティンが着いていることを知らせる電話が来て、「こっちは雨が降ってて寒いよ」だって。おまけに風が強くなって来たし。接岸中とはいえ船は海の上だから、もろに寒いだろうなあ。急いでロビーに降りていったら、玄関の外にスキー帽を被ったマーティンが寒そうに立っていた。

マーティンは小さなバスルームにこもって黙々とタイルを貼る仕事。タイルを貼るのはかなり根気の要る作業で、タイルの間が均等になるようにスペーサーを挟んで、水準器を当ててでこぼこしていないことを確認して、少しのずれでも微調整して、壁に障害物があれば、慎重に位置を測って、タイルを壊さないように切ったり穴を開けたりして貼り付けて、また確認。我が家の場合はほんのりさざ波のようなテクスチャーのある長方形のタイルをずらさずに素直に貼るデザインだからまだいいけど、最近人気があるらしい「モザイク」というデザインになると、いくつもの色や形、大きさの違うタイルを組み合わせて貼るので、何にでもすぐに飽きてしまうような人には難しいかな。



ワタシはというと、「明日になったらスペーサーを外していいよ」とワルデマーが容器を置いて行ったので、十字型のプラスチックの小さいスペーサーを引き抜く「おしごと」。カウンターの幅が15センチも広くなったので、真ん中や上の方は背伸びをしてえいっと腕を伸ばさないと手が届かないから、けっこういいストレッチ体操になる。背中がすっきりしたところでメールをチェックしたら、1年前にオークションで獲得したパッケージの期限延長のお伺いを出してあったパイロット教習所から「1年間延長」の返事。ばんざぁ~い、やったぁ。ああ、良かった。パイロットの地上講習はZOOMでやっているのでいつでもどうぞということなので、フライトシミュレーターの体験はコロナのワクチンの接種後に行きたいと伝えておいた。

そのワクチンだけど、年齢ごとの接種予約の受付のタイミングが繰り上がって来て、1943年生まれのカレシは来週月曜日の正午から受付。ということは、ワタシはその次の週かな。一般人向けはファイザーかモデルナのワクチンで、新しく届くアストラゼネカのワクチンはエッセンシャルワーカーの優先グループ専用。その線で4月半ばまでに35万人いる70歳以上の州民全員にワクチン接種(1回目)を済ませる予定だそうで、接種した人には行動規制を少し緩めるという話もあるから、もしかしたらワタシの誕生日あたりにはごく少人数の友達や家族となら会えるようになるかな。そうだといいなあ。