リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

簡単そうなペンキ塗りでもプロセスがあって

2021年03月25日 | 日々の風の吹くまま
3月24日(水曜日)。☂☂☁。目が覚めたら、外のルーフデッキからピチャピチャという音が聞こえて来て、あ、今日は雨かぁ。何だか寒いようで、ラジオで「グラウスマウンテンでは雪が降っている」。グラウスはノースショア山系で下から数えて2番目くらいの低い山なんだけど、それでも1200メートルあるから、今の時期にはまだ雪が降っても驚かないか。そういえば、ゆうべは1450メートルのシーモア山のスキー場の照明が煌々としていたっけ。春休みの遊びも追い込み。

今日はワルデマが午後まで来れないので、ワタシは古いジーンズと穴の開いたTシャツに着替えて、ダイニングエリアのペンキ塗りの下準備。Arts Clubのポスターを飾ってあった大きな壁は当然ピンやねじの穴がぼこぼこ。それをきのうパテで埋めておいたので、今日はまず余計なパテを落として壁を平らにするためにスポンジやすりでごしごし。さらには紙やすりまで持ち出してごしごしやったので、あたりは乾いたパテの粉で真っ白。徹底的にこすりまくって、ワルデマーの手元を見て覚えたように広げた手でなでてスムーズになったかどうかチェック。タイルの床がフローリングになるところにドアのフレームと同じ板を取り付けてもらったら、エントランスからキッチン/ダイニングへの空間の境界がはっきり。その右と左では壁の色が違うので、心理的に別の空間を移動するような感覚になる。

この境界線はきのうワタシが取り付けたもの、と言いたいところだけど、ワルデマーが買ったばかりの釘打ち器を持って来て、興味津々のワタシにちょっとだけ「初打ち」をさせてくれたもの。電池タイプでも持ってみると重かったけど、言われるままに先を押し付けて引き金を引くと、7、8センチの釘がホッチキスみたいにバチッ。頭がないから、パテで釘穴を埋めて均すのも楽々。でも、まっすぐに奥まで打ち込むので、絵をかけるためには使えないし、ねじを打てないので棚を吊るのにも使えないから、ワタシには無用の長物になっちゃいそう。便利だけどね。

午前中いっぱいかかって黄色系を塗る壁や柱の穴埋めパテのやすりかけが終了。根気のいる作業だけど、ここで手を抜くとペンキを塗ったときに目も当てられない仕上がりになってしまう。ユーチューブのハウツービデオでは何でもいとも簡単そうにyっているけど、何にでも省略したり手を抜いたりできない「プロセス」というものがあるのよね。午後になって、別のプロジェクトのキャビネットの据付に立ち会っていたワルデマーから、予定がずれたので、「明日の朝行く」とのメッセージ。まあ、私たちはもうほぼ普通の日常に戻っているから、明日になっても困らないので、ワタシは予定通りに隅の壁2面からペンキ塗りを開始。天井にマスキングテープを貼って、まずは刷毛で隅を塗るわけで、明日の朝にワルデマーがチェックしたら、どんな点数をくれるかな。Aかな。Bプラスかな。もしかしたらダメ出しの連続になったりして・・・はないと思うけど。