リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

我が家流の「おうちキャンプ場」のメニューは

2021年03月01日 | 日々の風の吹くまま
2月28日(日曜日)。☂☁。とうとう2月も今日でおしまいで、明日からは3月。ということは、早くも窮屈なコロナ暮らしもそろそろ1年ということか。日本では「コロナ蟄居」なんて表現されるらしいけど、何だか頭の中に蜘蛛の巣がかかっているような、何となくもにゃぁ~っとした感じのままで、いつの間にか過ぎてしまっていたような気がする。あぁ~あ。

先週1週間はけっこう慌しかったので、誰も来ない今日は束の間の休養日。ゆっくり起きて、朝ご飯を済ませて、きのうできなかった床掃除。と言っても、ダイニングエリアの半分はまだ据え付けていないキャビネットや棚板に占拠されているので、掃除する面積が少なくて、いつもよりは簡単。カレシもトイレ2つとバスルームの洗面台1つでおしまい。後はのんびりしていていいんだけど、何だかうろうろして、カレシに「刺激がなくなって退屈なんだろ」とからかわれる始末。まあ、あんがい的を得ているかも。それでも、合板を載せてフリーザーペーパーで覆った仮のキッチンカウンターのおかげで、簡単な調理ができるようになったのはうれしい。そこで、今日のランチは地下のロッカーから出して来た電熱コンロで鍋にお湯を沸かして、冷凍ワンタンと中華めんと青梗菜とラーメンスープ1袋を一緒に入れて、何ちゃってワンタンメン。

午後、買い物に行こうとしたら、カレシが「ジンを切らしてるけど、どうしよう」。角の酒屋で買って来るけど。「いいの?じゃあ、またボンベイジンがいいかな」。はいはい(ついでにワタシのムッシュヘネシーも買って来よっと)。角の酒屋は民間のチェーンで、州営の酒屋よりほんのちょっと高いけど、道路を渡ってすぐの角だから便利しごく。ワタシのムッシュヘネシー(VSOP)はレジのそばの棚の一番上に置いてあって、買いに行くたびに店員さんに脚立を使って降ろしてもらわなければならないので、ご苦労さま料としていつも「2本お願いしまぁ~す」。おかげで店員さんたちとなじみになってしまって、今では顔を見ると脚立を持って来て「2本ですね」と来るので、今日は1本てなわけには行かなくなっちゃった。ボンベイジンを持ってレジに行ったら、お、ムッシュヘネシーは元の装いに戻っている。何とかアートの団体とのコラボとかで行くたびにビンの派手派手なデザインが変わっていて戸惑っていたところ。

お酒を3本も入れて重くなったショッピングカートを引いてスーパーへ。作業があるときは、邪魔にならないように電子レンジかエアフライヤーで作れるランチを冷凍庫に買い置き。晩ご飯の食材も、手のかかる調理はできないので、同様に冷凍ラザーニャ、スイスチキンロール、低温調理の鶏の足のコンフィやオッソブッコ、たまには鴨の胸肉を買って来て、電子レンジ1分か1分半で「炊ける」カップや袋入りのライスと電子レンジで「蒸した」野菜を添えたら、普段の晩ご飯とそれほど変わらないメニュー。カレシのナイトキャップのココアも電熱コンロで作れるし、コロナのおかげで外食が不自由でも、キッチンの機能が回復するまでのあと1週間か10日を(食欲がわかない)テイクアウトをせずに(インドア派の)我が家流「おうちキャンプ場」で乗り切れそう。要は工夫しだいということか。