リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

内も外も日常が戻って来る気配

2021年03月12日 | 日々の風の吹くまま
3月11日(木曜日)。☀☀。またブラインドの隙間からの朝日で目が覚めて、少しうとうと。起き出してキッチンに行って、ああ、今日からほぼ普通にキッチンを使えるんだぁと感動。きのうの夜には2週間半ぶりに食洗機で晩ご飯の食器を洗って、やっと食事ごとにバスケットに入れた食器をバスルームに運んで洗わなくても良くなったぁと、ひとりハイタッチ。シニア夫婦2人だけの暮らしでは汚れる食器の数もたかが知れているから、さして苦にはならなかったけど、そうでなくてもコロナ対策の手洗い励行で荒れていた手がますます荒れてがさがさ。やれやれ。

ワルデマーからステファンのヘルニアの状態が良くないので休ませて、自分はランチの後で行くと電話。今週は毎日ほんっとに怒涛のような急ピッチで、ずいぶん重いものを持ち上げたり運んだりすることが多かったからなあ。若くないんだから、大事にしてもらわないと。バスルーム1は完成したし、キッチンもほとんど普通に調理が出来るようになったし、残るバスルーム2はシャワーブース以外は機能しているから、私たちとしてはピッチを緩めていいという気分だけど、他にもリフォーム案件を抱えているワルデマーにしたら、早く完了させるにこしたことはないというところ。ランチの後ということで、私たちのランチはえび天そば。そっか、もう一口だけ電熱コンロからも解放されたんだ。ガスと電気の火力の違いを実感した2週間半だったな。

ワルデマーが来て、シャワーブースの壁に防水膜を貼っている間に買い物。普通に肉類を買って、ああ、もう冷凍食品の晩ご飯に頼らなくても良くなったんだ。エアフライヤーと電子レンジで何とか栄養的にもまともっぽい晩ご飯を食べられたのは我ながらエライと思うな。現実に住んでいる生活圏の中で工事を進めるというのは、どんな小さな作業でもそれまでの日常がなくなるのは避けられないから、長年のおひとり様稼業で臨機応変には慣れているワタシだって、非日常を楽しんでやれと思ってもやっぱりけっこうなストレス。そのあたりに柔軟性が足りないとストレスはもっと大きいだろうな。それが8週間続いたんだから、カレシは尋常じゃないがんばりを示してくれたと思う。でも新しい園芸ルームには満足な様子なので、ちょっと心配したワタシもひと安心。

来週から2週間、学校が春休みに入るということで、今日、ボニー先生が接触規制を緩めて、(条件付ではあるけど)屋外での10人までの集まりを解禁すると発表。これからワクチンの接種が進むに従って、少しずつ、少しずつ規制を緩めて、パンデミック前の「日常」を取り戻せるようにして行く方針らしい。それまでにどれだけ時間がかかるかはわからないけど、この1年間を窮屈さを我慢して切り抜けたんだから、今さら焦らなくてもいいと思う。少しずつ戻って来るそれぞれの「日常」をじっくり味わって行こうじゃないの。