リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

シングルパパとプリンセスの春休み

2021年03月22日 | 日々の風の吹くまま
3月21日(日曜日)。☂☂。しょぼい天気で、また風が強くなるらしい。ほんっと、この冬はいつもの年よりもやたらと風が強かったような気がする。コロナのせいで人間の活動様態ががらっと変わってしまったことが、地球の環境にも影響しているのかもしれないな。

ゆうべはちょっと遅かったけど、2人ともよく眠って、目が覚めたら7時半。このところ目が覚めるのが遅くなったなあと思って、ふと気がついた。学校が春休みでパパのところへ来ていた上階の子が早々と起きてパパの寝室に駆け込んで来なくなったからだ。その代わり夜の9時半頃に走る足音が聞こえるようになって、8歳くらいの子供がそんな遅くまで起きていていいのかと思ったけど、どうやらせっかくの休暇なのに6時半には起こされるのにうんざりしたパパが案じた一計だな、これ。まあ、走る足音は(出かけるときか寝るときと思われる)ときたまの数歩で、走って遊んでいるのではないとわかるし、それまでは週末ごとに来ていたのがコロナ対策の行動制限で半年近くごぶさただったので、パパ大好きらしいプリンセス(とワタシは勝手に呼んでいる)が羽目を外すのも無理はないと思って気にしないでいるけど、1週間も2週間もシングルの生活を乱されるパパには頭痛の種かもしれないな。

欧米的な思考では、大人と子供の時間的な空間がかなりはっきり区別されていて、子供は早々と寝かしつけて、後は大人の時間ということになる。子育てをしたことながないからわからないけど、家族や友だちから聞いていたのは、だいたい就学前は7時ごろ、まだ10時間以上の睡眠が必要な7、8歳なら8時から8時半というところだった。成長ホルモンは子供が熟睡しているときに活発に出るんだそうで、睡眠時間と成長度は密接に関係しているという研究結果もあるそうだから、「寝る子は育つ」という諺は真実だったんだな。かって昼夜逆転のような生活で夜中近くにスーパーに行っていた頃、いつも相当な数のアジア系の家族が幼児や赤ん坊まで連れて歩いていて、何やってるんだかと呆れながらも、洋の東西では「子供」に対する考え方がずいぶん違うんだなあと思ったもんだった。

まあ、シングルパパの妙策で私たちも(すぐにうとうと眠りに戻るとしても)毎朝6時半に目を覚まされなくて良くなったのはありがたい。いつもの週末だって、日中は子供を連れて出かけてしまうし、この春休みも日中の大半はほとんど在宅の気配がなかったので、察するに、いかにかわいい我が子であっても、40代半ばであろう(法廷弁護士の)パパにとっては、1日中マンションの高層階にこもって小学生の女の子の相手をするというのはかなりきついだろうな。春休みは後1週間あるけど、賢そうな子なんだから、夜更かしの癖をつけないようにね。