リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

プレゼントをいっぱいもらっちゃった

2021年03月21日 | 日々の風の吹くまま
3月20日(土曜日)。☁☁。春分の日。今日から公式に「春」。週末だけど、ワルデマー率いる「ポーランド部隊」は今日も仕事、仕事。9時になったとたんにマーティンが来て、バスルームのタイルの仕上げ。土曜日の掃除は、カレシは寝室のバスルームだけで、ワタシはキッチンよりこっち側のスペースだけ。破壊的な作業がなくなったので、それほど埃っぽくなくなった感じで、掃除はあっという間におしまい。

9時半にワルデマーが来て、スーパーのレジ袋から小さな金属製の箱を出して「はい、プレゼント」。箱にはVictorinoxとあって、開けてみたら、わっ、かわいい緑色のスイスアーミーナイフ。3センチほどのミニナイフ、ハサミ、やすり(先端はマイナスのねじ回し)、栓抜き(先端は十字のねじ回し)、引っ張り出せるミニピンセットとボールペンの組み合わせで、キーチェーンに付けられるように小さいリングがついている。うれしくなっていじっていたら、「まだあるよ」とワルデマー。レジ袋から出て来たのは冷凍の鶏丸ごと1羽と七面鳥のソーセージと牛ひき肉。郊外の友だちが作っているそうで、全部オーガニック。ときどき大量にまとめて買ってフリーザーに備蓄しているんだとか。「食べてみたらわかるけど、スーパーのとは比べものにならないよ」。へえ。



こんなにプレゼントをもらっちゃってどうしようと目を白黒させていたら、ワルデマーが「もうひとつ」。レジ袋の最後の宝物はCD。ピアニストの奥さんが弾くラザロとリストのピアノ曲集で、コンクールで優勝したことがあるという奥さんのクリスティーナはバンクーバー音楽院で教える傍ら、コンサート活動もしているそうで、典型的な「東欧美人」という感じ。きれいな人ねえと言ったら、結婚して25年になるというワルデマーはうれしそうに「ありがとう」。愛妻家なんだなあ。いつも「Happy wife, happy life」(奥さんがハッピーなら人生はハッピー)を実践しているんだろうな。2人の間には20歳前後の娘が2人。女の子にとって子供の頃の父親との関係が大人になってから大きな影響力を持つのよねと言ったら、「娘たちとは仲良しだよ」と、またまたうれしそうなワルデマー。奥さんも娘さんたちもラッキーだな。今夜、さっそくCDを聞いてみよっと。



園芸ルームのタイル貼りを仕上げたワルデマーは昼過ぎに帰って行って、マーティンはワルデマーが指示して行った最後の部分を仕上げて、タイル貼りが完了。「これから別のところで、6時までに済ませる仕事があるんだ」。何でもバスルームがひとつしかない小さいマンションの部屋なので、超特急でやらないとお客が困ってしまうんだって。リフォームブームで仕事が数珠繋ぎだから、ひとつ予定が狂うと大変。明日は日曜日だけど、騒音を出さないグラウト処理に来ると言って、2時過ぎに道具箱を携えて次の仕事場に向かって行った。ごくろうさま。