リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コロナで飲むに飲めない1日アイリッシュの日

2021年03月18日 | 日々の風の吹くまま

3月17日(水曜日)。☀☁。7時半、みごとな日の出。セントパトリックスデイ。世界中が1日だけアイリッシュになる日。今年はシカゴ川がまたみごとな緑色に染まって、60年近い歴史の中で初めて中止された去年とは違った春の訪れを感じさせてくれる。会議でシカゴに行ったとき、散策したシカゴ川河畔の景観は、新旧の高層ビルが不思議に違和感なく調和していて、思わず見とれてしまったのを今でもよく覚えている。あのシカゴ川がまたkelly greenと呼ばれる鮮やかな緑色に染まった新しい春にスロンチャ!

セントパトリックスデイを祝うにはやっぱり何といってもパブに繰り出して、ビールでにぎやかに乾杯に次ぐ乾杯だろうな。でも、コロナ様のお通りで、各地の恒例のイベントになっているセントパトリックスデイのパレードは中止だし、BC州なんか、パブやバー、クラブ、レストラン、はては酒屋までが、政府の命令で酒類の提供や販売は今日に限って午後8時で打ち切り。ということで、角の酒屋チェーンのJak’sも、いつもは午後11時まで開いているけど、今日は8時閉店。Jak’sが所有しているドアひとつ先のパブは遅くまで開いているけど、8時以降は飲めないわけで、ビールを伴わないパブ飯は何だか味気なさそうな感じ。酒屋の方は家に帰って飲み直そうとビールを調達する客でにぎわったかも。でも、おうちパーティはほどほどにしとかないと、通報されて警察が来たらけっこうな額の違反切符を切られるからね。

今日は先にマーティンが来てバスルーム2のシャワーブースのタイル貼り。タイル屋に寄っていたワルデマーがタイルの他に接着セメントやグラウトの袋を台車に積んで来て、キッチンのアイランド端の壁のタイル貼り。その前にマーティンの仕事の進み具合をチェックして「よくできている」。細かい指示を出しておいて、キッチンで自分の仕事。予めアクセントタイルの位置を決めておいたので、作業は楽々と思いきや、カウンターから上へ上へと貼って行って、キャビネットの下まで来たときに「まずいなあ」。一番上の列になるタイルを貼っても、キャビネットとの間に1センチほどの隙間が残ってしまう。考えないなら、タイルを細く切って貼り付ければいいんだけど、考える人のワルデマーは「見た目が良くないよ」と、せっかく貼った20枚を全部剥がして、一番下の列を半分の高さに切ってやり直し。これだと一番上が一番下とほぼサイズになるから、幅が半分になる両端の列とのバランスが良くなって、アクセントタイルが作る長六角形の見ばえも良くなった感じ。





スペーサーがぽこぽこ突き出している壁を横目で見ながら、晩ご飯のしたく。あしたはアイランドからぐるっと回ってカレシの園芸ルームの壁にタイルを貼る。キッチンと同じタイルだけど、アクセントタイルが3枚残っているので、ここは同じ高さで同じ方向に流れる感じにしよう。もっとも、当のカレシは「どんなデザインでもいいよ(早く終わらせてよ、種まきシーズンなんだから)」。うん、ゴール寸前で、あとちょっとだからね。