リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

自主隔離を免除してくれたんだからもういいでしょ?

2021年11月04日 | 日々の風の吹くまま
11月3日(水曜日)。☂☁☂☁。大雨注意報は解除されたけど、今日も雨。南東から南にかけての空はかなり明るく見えるんだけど、残念ながらアメリカの空。だんだん目覚めが遅くなって来て、6時半。この調子で就寝時間も少し遅くなってくれば、日曜日に夏時間から標準時間に切り替わっても影響はそれほどなくて、来週はしっかりと太平洋標準時間のリズムに戻れるかもしれないな。おいしいものの食べ過ぎで1キロも太って帰って来たから、次のクルーズに備えて元に戻しておかないとね。

やっと我が家の普通の朝ご飯(ジュース、ミューズリ/牛乳、バナナ、アップルソース+クロワッサン)を食べて、コーヒーを飲みながらスマホでメールチェック。いの一番に政府から「隔離について」なんてどっきりするようなメール。バンクーバーの空港ではろくにチェックもしないですいすい通しておいて、今になって何なんだと、ムカつきながら開いたら、「最近カナダに入国されたので、カナダ政府からこのメールを送っています」。あ、そう。「カナダに到着するすべての旅行者にカナダの検疫法に基づく緊急命令が適用されています」。ああ、はいはい。で、「もし空港において無作為にPCR検査対象に選ばれた場合、法律によって・・・むにゃむにゃ。一両日中に確認のためコンタクトします(とかなんとか)」。ははあ、この「もしIF)」が太字の大文字になっているところがミソだな。

私たちは選ばれなかったし、その後に続く「同伴の12歳以下のワクチン未接種の子供」もいないから、このメールは無視していいってこと。でも、子供に関する部分を読んでみたら、隔離しなくても良い場合でも、到着後14日間は「入国当日と8日目にPCR検査(5歳以上)をして、基礎疾患のある人と接触させず、学校やキャンプ、保育所には行かせず、公園やスポーツの試合などの公共の場を避け、公共の場では屋内でも屋外でも常にマスクを着用させ、できる限りワクチン接種済みの親か保護者のそばにいさせること」と、何とも厳しい条件が書いてあって、これじゃあ実質的に隔離とあまり変わらないような感じだな。

でも、バンクーバーの空港では入管のチェックポイントでもArriveCAN のQRコードをスキャンしなかったし、印刷したものを見せろとも言われなくて、そっけなく「はい、ラインBを行って」と指示されただけだったから、何か拍子抜けしちゃったんだけどなあ。並行していたラインAが行き着く先が検査場のようなところで、長い列ができていたところを見ると、隔離が必要な人たちやワクチン接種や入国前の検査が条件を満たしていない人たちだったんだろうな。国際空港はその名の通り世界中のいろんな国の人が降り立つんだから、みんながカナダ政府が要求する書類を揃えて来るわけじゃないし、コロナの規則や方針は朝令暮改を地で行くようなもんだから、目的地に着いてみたら不要だったものが必須になっていたなんてことも普通にあるんじゃないかと思う。ロンドンのヒースロー空港での私たちがまさにそうだったんだもの。まあ、政府からのメールは最後に「ご協力に感謝します」とあって、その後に同じ内容がフランス語で延々と続くので、えいっと削除。日常に戻る私たちにはもうかんけいなぁ~いっ。