リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今の若い人たちは人見知り世代というべきか

2021年11月09日 | 日々の風の吹くまま
11月8日(月曜日)。⛅🌤🌥☁。青空がのぞく予想外の空模様で、予報にある大風の嵐は来るのかなという気分になってしまうけど、ま、嵐の前の静けさかな。バケーションが終わってから丸1週間経ったけど、何かまだ疲れが残っている感じがする。晩ご飯の後で猛烈に眠くなって、きのうは1時間も眠ってしまったのに、夜はまたちゃんと眠れているから不思議。血圧は低めから普通になった程度だし、血中酸素は99%(ときどき100%)なんて数字が出て来るから、別にどこもおかしくないと思うけど、普段はかなり高めの体温がえらく低い。ということは、自律神経が少々乱れているってことかな。出かける前のストレスと時差ボケや2度の時計の切り替えが響いているのかも。来年こそは時計の切り替えを廃止してほしいもんだ。

読売新聞のサイトに「ワクチン接種後の急性期副反応は9割が不安によるストレスが原因」という記事があって、若い世代の割合が高かったと書いてあった。コロナワクチンについてはいろいろと副反応が報告されているけど、大規模接種会場で接種後30分以内にふらついたり、失神したり、過呼吸になったりした人が全体の0.24%あったというのは少々多過ぎるような感じがするな。その9割が不安や極度の緊張によるストレスが原因だというのはおもしろいね。Wimp(意気地なし)と言ってしまえばそれまでのことだけど、ちょっと前に毎日新聞に「ワクチンの接種後に体調を崩して1ヵ月経っても回復しきらない人がいるが、海外の論文を調べても同様の報告がない」という話があって、合わせてみると日本の若者の精神状態が何となくわかるような気がする。

まあ、インフルエンザワクチン接種の質問票に「注射の際に失神したことがあるか」という項目があるくらいだから、何も日本だけのことじゃないわけで、今の時代の若い世代はスマホから溢れる情報を消化し切れなくなって、自信を失いつつあるということかもしれない。自分の思考や判断に自信を持てなければ、自己肯定なんかできるはずもないだろうし、「自分」というものを持てなければ、そりゃあ周りの何もかもが不安要素になるだろうな。デジタル時代が生んだのは便利で快適な暮らしじゃなくて、もやもやとした「不安感」なのかもしれない。自信を持てずに常にもやもやしていれば、自分も他人も信用できなくなって、それがさらに不安を高めるんだろうと思う。人見知り世代と言えるのかもしれないけど、こればかりは解決してくれるアプリなんかないから、本人たちが奮起して何とかするしかないだろうな。




束の間ながら青空が広がったら、いつの間にか目の前の山波は雪化粧。夏の間いつもの年以上に雪が解けて黒々としていたベーカー山もすっぽり新雪を被って真っ白。冬の足音、もうすぐそこまでって感じだな。今日は医療グレードのマスクをひと箱(50枚入り)買って来たし、あさっては2人揃ってインフルエンザのワクチン接種の日。昔から備えあれば何とかと言われているからね。