11月17日(水曜日)。☀🌤。起床は7時半。見渡せる限り、どの屋根も霜で真っ白。ちょうどベーカー山の頂上あたりから日が昇って来るところで、冬至まであと1ヵ月の今はどんどん日の出が遅くなる時期。でも、もしも来年3月に夏時間に切り替えて、そのまま時計の針を動かすのを廃止したら、緯度の高いところでは日の出が今ごろなら午前8時半、冬至には9時過ぎになって、まだ真っ暗な中での通勤通学ってことになるんだけど、どうなんだろうなあ。冬になっても夏時間を続けようというのは太陽がいっぱいの南の方の人間の発想じゃないのかな
週末の大嵐は前例がないと言われるほどの大災害になって、メトロバンクーバーはまだ陸の孤島状態。鉄道は線路が土砂崩れで埋まったり、流されたりしてアウトだし、ハイウェイはどこもかしこも交通止め。でも、ハイウェイ7号線が郊外のアガシーから西が一車線だけ開通したそうだし、ハイウェイ3号線は来週明けには一部だけ復旧できるらしいし、何よりも、連邦政府が住民や家畜の避難やサプライチェーンが寸断された物資の輸送を応援するために軍隊を派遣するということだから、細々ながらでも「外界」とのつながりを回復できるんじゃないかな。生活物資の品不足はある程度は避けられないかもしれないとしても、ホーガン州首相が州全体に非常事態宣言を出したので、政府が必需品の分配を監督できるから、何とかしのげるんじゃないのかな。洪水や土砂崩れなどの災害の状況がわかって来るにつれて、カナダでの史上最高の被害総額になりそうだと言われている。
今日は1年に1度あるマンション内の防火設備の点検の日。いつも午前8時半に最上階から始まるので、その調子なら23階の我が家に来るのは9時過ぎくらいと目論んで、PCの前でのんびりしていたら、いきなり頭の上の警報器から耳をつんざくようなビビィ~ッという警報音。時々話し声が混じるので、ロビーにあるメインの制御盤をチェックしているんだとわかるけど、いきなりだからびっくりして椅子から落っこちそうになったじゃないの。でもまあ、聞こえるってことは正常に作動しているってことだから、いっか。検査員の若いお兄ちゃんが来たのは9時半近くで、まず我が家には5ヵ所にある警報器をチェック。次に玄関と寝室に通じる廊下の2ヵ所にある煙探知機にスプレーをシュッ。ピーピー鳴り出したところで、被っていた野球帽を脱いでパタパタとあおいで鳴り止むのを確認して、「すべてOKです」。はあ。それじゃあ、また来年ね。
今日の「やっちゃおう案件」はコロナワクチンの3回目接種の予約。おととい「お誘いメール」が来たと思ったら、けさは「3回目接種のワクチンが待っています」なんて、お役所のお知らせとしては何ともヘンなタイトルのメール。デルタ株の亜種が州内でも見つかったということだし、やんわり口調ではあるけど促進に切り替えたってことか。それじゃあってことで、まずカレシ宛のメールのリンクをクリックしたら、開いたページに「○○さん、予約の準備ができています」。登録確認番号が表示されているので、医療保険番号を入れるだけという手軽さ。で、「予約する」をクリックしたら、次は接種場所の選択で、残念ながらニューウェストにはリストになくて、近隣を探し回ってバンクーバーに近いバーナビー西端のBCIT(ブリティッシュコロンビア工科大学)のセンターを選択。次の日時の選択では、日曜日なら交通量も少なくていいだろうと12月5日を選んだけど、11月を見たら28日にもスポットがあって、午後の時間帯は選り取り見取りで、車で行く時間を考えて「1時40分」を選択。すぐに確認メールが来たので、すかさずワタシ宛のメールから同じ場所で同じ日の「1時45分」を予約。2回目のときもそうだったけど、BC州が立ち上げたワクチン予約サイトはほんっとにシンプルでよくできていると感心。まあ、「2回目から6ヵ月」にはほんの少し早いけど、来年まで待たなくてもよくなって、ほっとひと安心。