リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

いざという時こそ人となりが出て来るらしい

2021年11月21日 | 日々の風の吹くまま
11月20日(土曜日)。⛅☁。また8時半まで寝てしまったけど、2人ともよく眠れた気分なので、まあ、いいや。起き出して、リビングの窓から下のガソリンスタンドを見たら、ゆうべは私たちが寝る時間になっても列ができていたのに、朝からもう車の列。パニック状態だな、これ。メトロバンクーバーに通じるハイウェイはいくつもの区間で「エッセンシャル」と指定された車両以外の通行が禁止されていて、一般車両は見つかったら20万円とかの罰金を取られるんだから、週末でも遠出できるところはそうないだろうと思うんだけどな。まあ、何かが急に手に入らなくなったり、数量を制限されたりすると、特に必要がなくても「手に入れなきゃっ」と焦っちゃうのが人間の性なのかもしれない。

掃除の日の今日は、特に念を入れて床の掃除。我が家は昔から家の中に入ったら靴を脱ぐ習慣になっているけど、上がり框というものがないから、靴を「脱ぐ場所」が明確じゃないし、ルーフデッキやバルコニーに出るときはスリッパのままなので、特に雨が続くとどうしても床の汚れが目立って来る。タイルに替えたキッチンは汚れが見えるたびにモップで拭いているけど、あとは土曜日の仕事。家中の床を隅々まで箒で掃いて、その後で全体にしっかりと掃除機をかけてから、床用洗剤をスプレーしながらモップでごしごし。大汗はかくし、足腰が痛くなって来るけど、仕事にかまけていた現役時代は20年も自分の家を掃除していなかったし、まあ、元々から神経質なほど潔癖な性質じゃないから、きれいになったと思ったらそれでよし。プロの主婦の目にはとんでもないぐうたらに見えるだろうけど、ワタシは「主婦」をしているつもりがないからいいの。

午後はのんびりのはずが、このところあまり良くなかったプリンタの調子がますます悪くなって、急遽買い替えることに。今あるのはもう10年以上使っているから、カラーで印刷すると色がずれるようになっていて、まるで乱視でモノが二重に見えているみたいな仕上がりになるので、最近急激に普及して来た観があるQRコードなんか、おそらくスキャン不能なんじゃないかな。それでは困るので新しいのをということになったんだけど、HPのサイトを見ると、カラーのレーザープリンタは軒並み「品切れ」。カレシはどうしてもスキャナの機能が必要だというし、ワタシはコピー機能が欠かせないので、それだと「在庫あり/即出荷」になっているのはモノクロの機種が3つだけ。カラーじゃないから値段はそれなりに安いし、トナーの費用も減るわけだけど、どうしようかと2人で思案投げ首。結局は、どうしてもカラーで印刷する必要があるときは道路向かいのプリントショップでやってもらえばいいので、カラーでなくてもいいということになって、スペックを比べたうえで評価が一番高い6万円の機種に決定。まあ、諸般の事情が事情だから、今注文してもいつ届くかわからないけどね。

窓から見えるガソリンスタンドは1日中引きも切らずの車の列で、夜になってもまだ次々と車が入っている。給油量が30リットルと制限されているけど、基本的に自主的なものだから無視する人は多いだろうし、1回の給油当たりの制限だからスタンド巡りをする人もいそうだな。野次馬気分で眺めていたら、一時的に車がいなくなっても、1台が入ると、通りかかった車が次々に入って来るから、おもしろい心理だな。でも、普通ならポンプの前で止まったらすぐエンジンを切って給油にかかると思うんだけど、どの車もなかなか尾灯が消えないで、1分くらいしてやっと消えたり、中にはそのまま出て行く車もいる。スタンドに入ったけど、ポンプの前をのろのろと通り過ぎて出て行ってしまう車もいるから、もしかしたらレギュラーが売り切れて、高いプレミアムしか残っていなくて、どうしたものか悩んでいるのかもしれない。人間の心理って、観察するほどにおもしろいね。