11月10日(水曜日)。⛅🌥☁。どうやら普通に眠って、普通に目が覚めるようになった。帰って来てから10日もかかった勘定だけど、巣ごもりしているうちにそれだけ老化したってことかな。次のためにも体力増強を図らなくちゃ。とりあえず今日はインフルエンザの予防注射。予約の時間にスーパーの薬局に行って、記入して印刷しておいた問診票を出したら、接種記録にデータを打ち込んだマネジャーのクリスティナが「サインしてください」。あは、サインするのを忘れちゃってた。備えてあったペンでささっとサインして、カレシにペンを渡したら、サインしながら「オレ、何にサインしているの?」と言うのに、クリスティナが真顔で「家を買ったんですよ」とやったので、2人とも爆笑。そばのテーブルに注射器を用意して待っていた薬剤師さんがワタシ、カレシの順にさっと注射して、バンドエイドを貼って、年中行事のひとつがあっさりおしまい。
シアトルではクラフトビール会社をやっている夫婦共に50代の友だちが、FBに「ブースターしたよ!」と投稿していて、「私も」とか「もうすぐ」とか「来月に」とか言うコメントがぞろぞろ。アマゾンが自社施設にコロナワクチンの接種会場を設けて、3回目(ブースター)の接種を支援しているらしい。まあ、カナダでもすでに医療関係者や介護施設の高齢者を中心に接種を始めた州があって、BC州でも今月から1月にかけて70歳以上を含む優先グループの接種を進めて、1月から18歳以上全員に対象を広げる計画だそうな。ワクチン接種の記録をもとに2回目接種後6ヵ月以上経った対象者に順次通知するそうだから、2回目から6ヵ月後が12月中旬になる私たちのタイミングとしては、通知が来るのは早くて12月下旬ってことかな。なぁ~んかヘンてこなクリスマスプレゼント。年明けならお年玉ってところかな。
インフルエンザのワクチンではいつもは何の反応もないんだけど、今回は腕を動かせないわけじゃないけど、ずきんとするような痛みがある。どうも帰って来て荷物を片付けるのに重いスーツケースを動かそうとして筋肉を傷めたあたりに注射されたせいじゃないかな。それでも、肺炎ワクチンのときほどじゃないからいいや。あのときは何日も痛くて腕を上げられなかったっけ。何のワクチンかによって反応が違うんだろうな。ワタシは1回目がモデルナで、7日目に赤く腫れて痒くなる「モデルナアーム」というやつを経験しているから、3回目がモデルナ(前2回の半量)だったら、どうなるかな。害はないそうだからいいけど、あれはめっちゃくちゃ痒かった。モデルナアームと言えば、北米での発生率は1%くらいと報告されていたけど、日本の大規模接種会場では5.6%もあったそうで、その差にびっくり。
コロナは感染がヨーロッパでまたもや増え始めているそうで、新規感染の数字をみたら目が点々。特にドイツでは毎日数万人の単位で感染者が出ていると聞いてびっくりして、ワクチンの接種率がまだ60%台と聞いてまたびっくり。でも、ワクチンの接種率が低い旧共産圏地域で特に猛威を振るっていると聞いて、ああ、なるほど。ドイツは半分が旧共産圏だったんだよね。ポーランドから逃げて来たワルデマーが「した方がいいと思っても、政府への不信感が強すぎて、どうしても不安で踏み出せないんだよね」と言っていたのが東ヨーロッパの状況を物語っている気がする。カナダでも頑固に接種を拒んでいる人たちは大半が「個人の自由」を唱えているそうだけど、詰まるところは同じ心情なんじゃないかな。だから、自分の不安を正当化してくれる陰謀論者につけ込まれるんだろうと思うよ。最近は重症化して集中治療室に入る患者の90%がたがワクチン未接種だそうだけど、いくら個人の自由が大事でも死んじゃったら元も子もないだろうに、それでも不信感、不安感には勝てないんだろうな。
エイリアンの赤ちゃん?