リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

キーボードを解体してみたら

2023年08月03日 | 日々の風の吹くまま
8月2日(水曜日)。☀。おお、暑くなって来たな。今週末はまた三連休で。長い2ヵ月の夏休みも中盤戦といったところかな。夏休みが終わって新学年が始まるのは9月のレイバーデイの三連休明けだけど、ラジオからはもう「Back-to-Schoolセール」のコマーシャルが流れている。新学年が始まる前に学用品や衣料品をまとめ買いする習慣があるので、8月も半ばを過ぎると、親たちは山のようなセールのチラシと睨めっこでタイヘン。

週中の「こぶの日」で、University Women’s Clubに電話して、22日のジャズコンサートのチケットの支払いをしたら、後は特にすることもないから、思いつくままにお釈迦にしたキーボードの解体。子供の時によく壊れた時計や道具をもらってバラバラにしたもんだった。中がどんな風になっているのか見たいだけだったので、組み立て直すまでは行かなかったけど、何か破壊欲みたいなものがあったのかな。まずはキーボードの裏の小さなネジ2個をミニチュア用のねじ回しで外して、次に上下を分離して…とは簡単に行かなくて、上下の継ぎ目に大きなマイナスドライバーを突っ込んで、えいやっ。まさか接着剤でくっつけてあるんじゃないかというくらい、力を入れてもなかなか剥がれない。カレシのお高いSurfaceラップトップなんか、何にもしないのに自然に底が剥がれて壊れちゃったけど、これは安物にしてはしぶとい。途中でキーを外しながら、少しずつガキン、ガキンと剥がして行って、、やっと2つにしたら、え、こんなもん?て感じで、マザーボードは電池ケースにつながったちっぽけなもの。





キーを上下させていたのは、ぷくぷくしたゴムの白いぽっちんだった。普通のキーは白いプラスチックの枠2個で嵌めてあるけど、ちょっと長いキーはワイヤのフレーム。まずはキーをドライバーの先でこじって全部外してから、裏側の薄っぺらな金属の板をえいやっと引っ剥がしたら、ゴムなんだかプラスチックなんだかわからないペラペラのシートが出て来て、片面はキーのぼっちんで、裏側は印刷したようなサーキット。なぁるほどっ。外したキーやプラスチックの枠とマザーボードでコラージュ風の「記念写真」をパチリ。バラバラになったパーツも記念にパチリ。ちょっぴり子供に戻った気分で楽しんじゃって、ああ、さっぱり。新しいキーボードはそんなことも知らず実に快調。





ワタシの周りはいたって快調だけど、一国の首相たるトルドー君の周りはどうもそうじゃなかったようで、ソーシャルメディアで別居の電撃発表。政権の初めの頃は奥さんのソフィも一緒に公の場に出ていて、ジャッキー・ケネディの真似をしているとか、プリンセス気取りだとか物議を醸していたけど、最近は姿を見せなくなっていて、話題にも上らなくなっていた。でも、トルドー君の人気はがた落ちだし、首相になって8年で未だに少数政権のままで、総選挙は2年先だけど、世論調査では党首を入れ替えて巻き返して来た保守党に10ポイントもリードされていて、先週だったか内閣改造をやったばかりで、何でこんなときに別居を発表したんだろうな。ハリウッドなら別居や離婚でちょっとは注目度を挽回できるだろうけど、ふむ、かっこよく政界に登場した若き御曹司も今や51歳で、中年の危機と言われる年頃。はて、何か危ない感じがするなあ。ほら、サレーのタワー群に当たる夕日は沈んで行く太陽の最後の光芒・・・。



新しいキーボード~わずか2ミリの違いだけど

2023年08月03日 | 日々の風の吹くまま
8月1日(火曜日)。☀。今日から8月。早いなあなんて言うのはやめとこう。なんかすぐにもう9月だぁってことになりそうでいけないもの。今日は(また)1日のんびりしよう・・とのんきに構えていたら、朝っぱらから大事件。キッチンの方からちょろちょろという音がするので、園芸ルームを覗いたら、何と床が水浸し。カウンターにプラスチックの大きなトレイを置いて、鉢を並べて水を入れていたのはいいけど、そのままトイレに籠って忘れてしまったようで、トレイから溢れた水で洪水。ワタシの悲鳴?を聞いてトイレから飛び出して来て「やっちゃった」。トレイの水をハンドポンプでバケツに移している間、ありったけの雑巾を使って始末をしていたら、今度はトレイに残った水をバルコニーにぶちまけたもので、マットの下に入り込んだ水が縁から下のバルコニーの縁にぽたぽた。(これ、規約違反。)残った雑巾をバルコニーの縁に並べて水が垂れるのを防ぐのに大わらわ。床がタイルだから良かったけど、元の安っぽいフローリングだったら、もっとえらいことになってたところ。けっこう神妙に「これから気を付けるよ」と反省してるけど、カレシの注意散漫には困ったもんだ。

ウォーキングでストレスを解消して来たら、アマゾンから、きのう配達に出たのに道路向かいの郵便局が閉まる時間に間に合わなくて「遅れている」と言って来たキーボードを配達したと言うお知らせ。遅れても当初の配達予定よりは1日早かったから許してあげよう。さっそく取りに行って来て、即行で古いキーボードと入れ替え。電池に挟んである紙切れを抜いて、次に古いドングルを抜いて新しいのを指し込んだら、すぐに使えるようになって、簡単、簡単。本体の大きさはさほど違わないけど、使い心地は全く違うから、洪水騒動のストレスもあっさり吹っ飛んで、さすが長い付き合いのLogitechと感心することしきり。



どこが違うのかとじっくり比べて見た結果、古いのは、まずキーが低くて手応えが不確実だったということ。さらに、矢印キーが小さくて、しかもくっつき過ぎ。テンキーとの間はたったの5ミリで、新しいのは9ミリあるから、明らかに狭すぎ。(それでいい加減にしろとばかり、よく使うBackspaceキーと右矢印キーと隣り合っているNum Lokキーと0/Insキーは、瞬間接着剤で固定してしまっていた。)ちょっと狭いなあと思っていたキーの縦横の間隔も、古いのは3ミリで、新しいのは5ミリ。たった2ミリの差だけど、タッチタイピングで指が覚えている距離感とずれて、打ち間違いが増えるるわけ。もうひとつ大きな違いは、日本語入力に必要なIMEでカナとローマ字を切り替えるための「左Alt」と「`/~」のキーの距離。親指でスペースバー左隣のAltキーを押しながら中指で左上の「`/~」を押すんだけど、その2個の直線距離が古いキーボードでは新しいのよりも5ミリも長かったからびっくり。ワタシの手指が短めなせいもあるけど、中指がすぐ下のTabキーを押してしまうことが多くて、いきなり画面が切り替わるのにイライラさせられていたのは、この「余分の5ミリ」のせいだったわけ。

たかがキーボードと侮るなかれと言う教訓話みたいだけど、たった2ミリかそこらの微妙な違いでも使い勝手に大きな差が出ると言うことがわかって、ちょっぴり賢くなった気分。古いキーボードはわずか5ヵ月でクビになったわけだけど、激安だったし、Mのキーがマヒしつつあったから当然だな。この次は使い慣れたブランド(私の場合はLogitech)一択か、そうでなければ現物をよくチェックしてから買うことにしよう。午後からは元のようにチャカチャカと打てるようになって、ここでもストレス解消。ルンルンの気分でキーを叩いていたら、川向こうに大きな月が昇って来た。うん、今夜は満月なんだった。