リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

冷凍庫は故障じゃなかった/愛車は18年にして3万キロ達成

2023年08月17日 | 日々の風の吹くまま
8月16日(水曜日)。☀。何となく寝つきが悪かったみたいだけど、眠りについてからは良く寝たようで、ふっと目が覚めたら8時過ぎ。カレシの朝一番のレッスンが、ミャンマーの大学生の生徒さんがバイク事故で入院中で「休講中」になっているのが幸いと言うか何というか。起き出して一番にキッチンに直行して、冷凍庫を開けて見て、わっ、凍ってるぅ。ゆうべ冷凍庫の冗談の引き出しの製氷皿が水になっているのに気が付いて、すわ、猛暑のさ中で冷凍庫が故障か?と慌てたけど、朝までにしっかり凍っているということは、引き出し式の冷凍庫がきちんと閉まっていなかった可能性が大で、元凶はきちんとドアを閉めない癖のあるカレシの可能性が大・・・。

ウォーキングに行く前に、冷凍庫を引いて開けて、ほら、(製氷皿を置いている)上の「棚」も引き出しになっているから、製氷皿や(常に冷やしてある)マティニグラスを出したら、それをまず押して閉めてから、下の引き出しが付いている外側のドアを押して閉める仕組みなの。だから、何らかの引っ掛かりがあって上の引き出しがきっちり閉まっていなかったら、知らないうちに外のドアに隙間ができることがあるわけ。そうやって実演付きで説明したら、カレシ、「安物なの、それ?」と来た。新築マンションについて来るのは、高級をアピールするためにブランド名をつけただけのOEM大量生産だから、作りからして安っぽいけど、これは同じブランドの正規の製品。それでも、昔と違って今どきはプラスチックの部品が多いから、壊れる時はあっさり壊れるの。ま、冷凍庫が故障したんじゃなくてほっとしたけど、アナタ、やっぱり注意欠陥の傾向があるから、せいぜい気を付けてよね、ということで一件落着。

今日はグランヴィルアイランドのレストランでArts Clubの夏のファンドレイジングディナーがあるので、きのう処方箋を持って行ったカレシの薬を買いに、午前中にスーパーの薬局へ。天気サイトをチェックしたら、すでに29度になっていたので、昔ハワイで買った、いわゆるアッパッパでおでかけ。歩道に出ると少しはある風までが生ぬるい感じで、女性は老いも若きもみんな露出度アップの服装。こういうときはできるだけ快適な服装をするのが一番で、年もへったくれもないもんね。街中だから芝生はないけど、ミニ公園に置いてあるプランターの花はぐったり。干ばつのせいで芝生の水遣りが禁止されて、どんどん茶色になる芝生を見ておろおろしている人たちのために、2,3の市で「枯れ芝生コンテスト」を始めたそうで、色は茶色でもきちんと手入れをすれば見栄えのする庭になるという「証拠写真」を送れば、1万円くらいの商品券が当たるというもの。枯れた芝生はずぼらな人間である証拠と言う既成概念を捨てて、気候変動の「ニューノーマル」に慣れてもらうのが狙いなんだそうな。うん、隣の芝生が青いのはもはやNGで、向こう三軒みんな茶色なのがいいってことだな。




暑くてランチを作るのもめんどうなので、スーパーを出て、モールのフードコートにあるスシ屋からサーモンスペシャルをテイクアウト。ここは注文して待っている間に作ってくれるし、握りのネタは適度の大きさと厚さがあって、味も街角のいたるところにある「スシショップ」のものよりずっといい。夜は3コースのディナーだから、1人前のパックを2人で半分こ。さっさと食洗機を回して、シャワーをして、とっておきの背中丸出しのドレスを着て、いざ、おでかけ。駐車場を出た時は29,995キロで、マリンウェイを走ってバーナビー市に入ったら、やったぁ、エコー君が走行距離3万キロを突破。(ほんとは3万キロちょうどの瞬間を撮りたかったけど、西日がまぶし過ぎた・・・・)おチビなのに18年もよくがんばったねえと言っていいのかどうかわからないけど、おめでとう。まだこれからしばらくは頼りにしてるよぉ。



座っていると暑すぎる時は家事で動いて汗をかこう

2023年08月17日 | 日々の風の吹くまま
8月15日(火曜日)。☀。朝からあっつぅ~い。夜間の湿度が高かったので、無風状態の朝はちょっと蒸し暑い感じだけど、昼頃には50%近くまで下がって、風も出て来たので、ほっ。夏は乾燥して涼しいバンクーバー育ちのカレシは蒸し暑さが大の苦手で、根っからの道産子のワタシも同じ。でも、この猛暑も今日、明日がピークのようで、週末には平年並みに戻って、月末の予報には雨マークもちらほら。そう来なくちゃ。昔からこれが始まると雨が降り出すと言うジンクスがある、夏休み最後のイベントPNEが土曜日から始まるんだから。午後2時半、気温32度、湿度38%。雨が降ったら、うれしくなって外に飛び出すかも・・・。

ウォーキングに行くのに引っ張り出して来たハワイのTシャツ。もう40年くらい前に、カレシママからもらったハワイのおみやげ。ワタシのお気に入りで、外出の時だけ着ていたので、まだまだ健在。何気なくラベルを見たらサイズが「M」。どう見ても小さいんだけど、もしかしたら「S」がなくて、わざわざ子供用の中から同等のサイズを選んでくれたのかな。ママはハワイとイギリスが好きで、リタイアしてからひとりで旅行して、いつもすてきなおみやげをくれたっけ。もっと行きたかったのに、カレシパパがごねたり、体調を崩したり(仮病の疑いが濃厚)で、何度かプランを立てては断念しているうちに、転んで大腿骨を骨折して、入院中にケアホームに預けられていたパパが認知症と診断されて、きっぱりと旅行を諦めてしまった。ワタシも妹のマリルーもジュディも分け隔てなく「娘」として扱ってくれて、ワタシはこの国でママの背中を見て育ったと言える。ママの100歳の誕生日パーティで、「ワタシにもママでいてくれてありがとう」と言ったら、大きなスマイルで頷いてくれたっけ。ママが逝ってからもう5年か・・・。



午前中はオフィスが暑いので、ちょこちょこと家事。カレシがリリーのレッスンをしている間に、バルコニーに放置してあったごみ袋をごみルームのコンパクターに捨てに行って、戻って来たら洗濯室の隅の段ボール箱から溢れているお酒の空き瓶を全部ショッピングトロリーに詰め込んで、リサイクルする紙類を袋に詰めて、いつでもごみルームに持って行けるように玄関ドアのそばで待機。何だかすごい数の瓶があって、いかにもとんでもない飲兵衛夫婦が住んでいると言う感じだけど、まあ、何ヵ月もぐうたらをしているとこうなるという見本かな。ランチの後で、少しは暑さが和らいだ(31度→29度)オフィスに入って、銀行の口座をチェックしたり、クロスワードをしたり。ワタシのデスクは前と右側がガラス張りなので、天と地の眺望が抜群。刻々と姿を変える雲を眺めるのは楽しいし、バンクーバー国際空港へ向かう飛行機が良く見える。でも、時にはふと目を上げた視界にとんでもないものが飛び込んで来てぎょっ。


酒盛りの後・・・じゃないけど

羽田発のANA(今日は台風の影響か40分遅れ)

目の前に怪しい影が・・・

大きなクサギカメムシ(Halyomorpha halys)・・・

晩ご飯の後でチオンとのレッスンが終わったカレシを待ち伏せしていて、酒瓶とリサイクル品をごみルームに運んで、リターナブル専用の大きな容器にポンポン。ごみの収集会社が置いたもので、誰かがデポジットの返金を狙って容器を漁らないように、蓋には頑丈な錠前が付いていて、ビン類は蓋の上の穴から投げ込む仕組み。自分で酒屋やスーパーに持って行ってデポジットを返してもらうのが本来の趣旨だろうけど、1本につきせいぜい10円くらいのデポジットにそんな手間暇をかけるのはめんどうと言う人が(私たちも含めて)ほとんどらしい。何ヵ月もため込んで30本以上になっているから、酒屋に持って行けば少しはましな金額になるだろうけど、それでもめんどうくさいし、ま、戻って来ないデポジットは収集料金だと思えば安いもの。ふと目の前の空を見上げると、うわ、豪華な夕焼雲。この暑さも明日がピークらしいけど・・・。