リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

人間、生まれつきというものがあって

2023年08月12日 | 日々の風の吹くまま
8月10日(木曜日)。☁⛅🌤☀。ほら、あっという間に8月も中旬に入るところ。雨が降ったきのうは最高気温が20度しかなくて、秋風が吹いている感じだったけど、週末に向けて気温が上がって、来週半ばには猛暑になると言う予報。水曜日はグランヴィルアイランドでArts Clubのファンドレイジングディナーがあって、会場が入江に面したレストランのパティオだから、暑いかもしれないな。

ニューウェストで30度まで行ったら、バンクーバーのウォーターフロントは26度くらいだろうから、6年前に初めてクルーズでシンガポールに行ったときにチャイナタウンで買った露出度満点の「猛暑ドレス」を着て行こうかな。クロケーパーティに着て行ったシルクドソレイユの超ミニドレスは20年くらい前に買ったもので、体にぴったりするタイプだけど、まだちゃんと着られたから、首の後ろで紐を結ぶだけの背中丸出しの猛暑ドレスなら楽々だと思うけどね。日本の人が見たら、いい年こいてみっともないと言いそうだけど、みんなおしゃれをする社交の場にお気に入りのドレスを着て行くだけの話。元から肋骨の一番下が骨盤のすぐ上にあるので、逆立ちしたってウェストがくびれる余地がないから寸胴だし、おまけにお尻が小さくてぺったんこと来ているから、ファッション雑誌が喧伝する「理想的な女性美」にはほど遠くて、あの、ハートを逆さまにしたようなふっくらとしたお尻が前を歩いているとつい見とれてしまう。でも、生まれつき上体が寸詰まりなおかげで相対的に脚が長く見えるから、you win some, you lose someってところ。



午後1番でケイラから今日のマーケットに持って来る野菜のリストのメール。夏の収穫期に入ったようで、品数がぐんと増えていて、今年初めての万能ねぎがあるのがうれしい。(スーパーのは育ち過ぎで太くなりすぎて、包丁で切ると目に染みて困るんだけど、ケイラのは細くて長くて、麺の薬味にぴったり。)カレシの注文はレタスのミックスとサラダ用トマトときゅうりとフェンネル。マーケットが始まる10分前に出かけて、いつの間にか暑くなっていたので日陰を選びながらてくてく。予定日が11月のケイラのおなかもだいぶ大きくなっていて、ティーンの息子と娘がかいがいしく手伝っていて、何ともほほえましい。ミニキュウリ5本入りをひと袋、フェンネル2本、トマト2パック、ねぎ2束とレタスのサラダミックス1袋でトートバッグはずっしり。ポールのテントでいつものヤマブシタケとマイタケをひと袋ずつ。ポールが小さいロブスターきのこ2個を「売れ残ったから持って行け」と、おまけとしてマイタケの袋にポン。ありがと。最後はベーカリーのテントで、なじみになったお兄ちゃんが「はい、ブリオシュローフね」。スタンプカードがいっぱいになったので今日は無料。それじゃあとハムとチーズ入りクロワッサンを2個買って、今週の買い物は完了。

暑い中を重くなったバッグを担いで汗だくで歩きながら、ふと、ワタシってどうして誰とでもすぐ打ち解けてしまうのかなと思ったんだけど、たぶんにおしゃべりなせいだと思う。そうやっていわゆるスモールトーク(世間話)を交わしているうちに見覚えられて、親しくなって行くんだろうな。母に「口から先に生まれた」と言われたくらいで、知らない人とでも違和感を持たずに話せる「おしゃべりの才」が花を開いたってことかな。どうも仏頂面でいられない性質のようで、人の顔を見るとスマイルしちゃうところも役立っていると思う。通りすがりのスマイルはほんわかとした気分になるんだもん。さて、今日の晩ご飯は初めてスーパーで見つけたメカジキ。レモンとにんにくのバターソースで食べたけど、普通のスーパーで売っているということは、気候変動のせいで北の海もメカジキが泳いで来れるくらい温かくなったということかな。でも、超が付くくらい久しぶりのメカジキはおいしかった。