リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

最高に楽しめたミュージカル『BEAUTIFUL』

2023年06月17日 | 日々の風の吹くまま
6月15日(木曜日)。🌥🌤🌥。ゆうべは帰りがちょっと遅かったので、よく眠って起床は8時半。何が何だったのかわからないけど、行きは高速に乗るまでものニューウェストの道路からしてものすごい渋滞。やっと高速に乗ってみたら、郊外へ向かう東方面がすごい渋滞。どうも郊外のどこかで何かあったらしい。それでも、レセプション会場には何とかあまり遅れないで着いて、ほっ。ところが、帰り道の41番アベニューで、またまた大きな交通事故による通行止めに遭遇して、なぜか袋小路だらけの住宅地をぐるりと迂回。でも、元の41番アベニューに戻ったら、交通止めのおかげで私たちの前に車がいなくて、かなりの距離をすいすい飛ばせたのはラッキー。

久しぶりのADCのレセプションはキャンセル待ちのリストができていたくらいの盛況で、仲良しの常連も勢揃いの感じで、ワイングラスを片手にあっちでおしゃべり、こっちでおしゃべり。ロンドンで80歳の誕生日を祝って来た名誉芸術監督のビルも元気。クルーズから帰って来て早々にコロナ感染がわかったティムもかからずじまいだった奥さんのヒラリーも元気。デイヴィッドとイーディスも元気。ケイトお姉ちゃんと「茶飲み友達」のロバートも元気。専務理事のピーターも昼間の仕事に就いて夜の時間が空いたダグと一緒。スタンおじさんとキャシーおばさんも元気いっぱい。ピーターとダグ以外は、私たちも含めてみんな70代後半から80代後半の「後期高齢者」ばかりなんだけど、芝居となると元気百倍のパワーだからすごい。レセプションが終わりに近づいて、ピーターと芸術監督のアシュリーの挨拶と個人スポンサーへのサイン入りポスターの贈呈。演出したアシュリーが裏話をたくさん披露して、いよいよ劇場へ。



ショーはめちゃくちゃ楽しかった。ワタシはビートルズ世代なもので、その前に隆盛した4人組ボーカルグループやニール・セダカその他には興味がなかったせいで馴染み薄だったから、キャロル・キングがソングライターとして活躍したことも知らなかったな。作詞家のジェリー・ゴフィンと互いに十代でデキ婚して、へえ、これもそうだったんだというくらい数々のヒット曲を生み出したのは持って生まれた才能があったからだろうな。年代が下がってシンガーソングライターの台頭で作詞家・作曲家の需要が亡くなった」というせりふがあったけど、ジェリーとの結婚が破綻して、曲を作るパートナーがいなくなったと途方にくれていたときに、裏で子育てを支えてきたお母さんに「子供の頃はジェリーなしでひとりで歌を作っていたじゃないの」と言われて、その通りシンガーソングライターになったんだからすごい。ヒットアルバムの『Tapestry』もいいけど、ワタシのお気に入りは『I feel the earth move』で、ショーの終わりで挨拶の後で、出演者も客席も一緒になって手拍子を取りながらの大合唱。サイコーだった!いつもはどんな芝居でもあまり感動しないカレシさえ「こんなすごいショーは見たことがない。こんなに楽しめたのは初めてだ」と大絶賛。(今日になってもまだその話をしているくらいだから、よっぽど楽しんだんだな。)演出家アシュリー・コーコランの代表作になるんじゃないかな。

今日は市役所隣の公園の駐車場でファーマーズマーケットがある日で、ケイラから今週から出店すると言うメールが来て、おお、バンザイ。春が低温だったから、作物の育ちが悪かったんだな。さっそく3時のオープン目指して駆けつけて、レタスとコリアンダーとにんにくの花茎を買って、ついでにいつも買っていたブリオシュローフも買って、づいでのついでにきのこ屋(マット君の仲間らしい)でマイタケとヤマブシタケと大好きなサムファイア(アッケシソウ)を買ってホクホクの気分。今年はちょっとスローだけど、夏は近い!


コメントを投稿