リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の記憶~いよいよ船出

2021年11月15日 | 日々の風の吹くまま
11月14日(日曜日)。🌧🌧🌧。パイナップル特急のご到着。やけに暖かいのはハワイの空気を持って来てくれたからだけど、冠雪していた山から流れ出した雪解け水と大雨が一緒になって、洪水の危険が高まるので、暖かいと喜んではいられない。それでも、何の予定もない私たちには静かな日曜日。PCから目を上げたら、あら、窓にカタツムリの赤ちゃん。11月なのに、暖か過ぎだよ、もう。

旅の写真の整理はやっとフォルダ1のローマが終わるところ。きのうアップした写真を見ていたら、カンポ・ディ・フィオーリの写真の1枚に異様な光景があるのに気が付いた。平和そのものの青空市場の片隅に、何と自動小銃を持った迷彩服の兵士が2人写っているじゃないの。そういえば、ローマのあちこちに武装した兵士の姿があったなあ。ホテルの近くのアメリカ大使館なんか前を通り過ぎるだけで緊張してしまうくらいの物々しさ。そうか、10月末のG20の会合に備えて早々と厳重な警備体制を敷いていたんだな。でもねえ、カンポ・ディ・フィオーリは庶民と観光客が集まる市場なんで、抗議集会なんかやれそうなスペースはないみたいけど・・・。



駆け足のローマ観光をした翌日はいよいよ地中海に船出する日。午前9時にホテルの中にSilverseaのホスピタリティデスクを開いたので、船室まで運んでもらうスーツケースに付けるタグや健康状態の質問票やクルーズ前のサービスの評価票をもらって、部屋に戻って記入。サービスの評価にはコメント欄に思いっきり英国航空への苦情を書いて、今後2度と乗せないでくれと大文字で添えておいた。クルーズ料金には集合地点のホテルと往復の飛行機が含まれているので、当然Silverseaが手配するわけだから、そこを踏まえてちゃんと報告しとかなくちゃね。ホスピタリティデスクに書類を持って行って、フロントで宿泊料金(前払い)以外のガイド料金や宿泊税の勘定を精算して、10時過ぎにポーターに来てもらうように頼んで、部屋に戻って荷造り。Westin Excelsior Romeは(誰がつけるのか知らないけど)5つ星ホテルだけあって、サービスは申し分なくて文句なし。部屋はちょっと装飾過剰気味な感じだったけど・・・。



ホテルのレストランでランチをして、午後1時半に出迎えのバスに乗って、Silver Shadow号が待っている港に向けて出発。ローマの海の玄関口であるチヴィタヴェッキア港まではバスで1時間ちょっとで、2千年を超える歴史を持っていて、伊達藩が派遣した慶長遣欧使節団が上陸したところでもあり、リーダーの支倉常長の銅像が町のどこかにあるらしい。地中海西部の主要都市を結ぶフェリーのターミナルがあって、クルーズ船の専用ターミナルも大型船が数隻並んで停泊できる大きさ。コロナの抗原検査とチェックインを経て乗船してから、船の上を散策。すでに巨大なクルーズ船が何隻もいて、私たちの船の何とも小さく見えること。ほぼ2年ぶりのクルーズへの船出は午後7時・・・。
 
チヴィタヴェッキア港

ウェルカムパッケージに入っていたのは

今日の外の景色は雨、雨、雨。ああ、また船に乗って、広い海が大空と出会うところへ行きたぁい・・・。


たった1日のローマの休日は駆け足で

2021年11月14日 | 日々の風の吹くまま
11月13日(土曜日)。☁☔🌧。目が覚めたら8時過ぎ。はて、「11時就寝、7時起床」のプランはどうなっちゃんだろう。大雨警報発令中。今日とあしたで100ミリくらい降るらしい。時間ごとの予報によると、午後から本降りになって、北東の風。真夜中あたりに一時小康状態になって、風は東。午前3時頃には南東の風で、風雨が強まり、ピークは南風になる午前中。午後に南西の風にシフトするあたりから風雨が弱まり始め、月曜日の午前中いっぱいで雨は止むものの、午後いっぱい西風が吹き荒れるというシナリオ。呼び名は「大気の川」だけど、風向きを追っていると、くるくると渦を巻いて駆け抜けて行く台風のイラストとそっくり。

土曜日の真面目掃除が済んだら、また旅の写真の整理にかかって、「ローマの休日」の続き。翌日は乗船の準備があるので、ローマ観光はほんとに1日だけで、午後はホテルに手配してもらったガイドの車で、まずはワタシがぜひ行きたかったカンポ・ディ・フィオーリへ。中世からある広場にテントがぎっしりで、何でもあるという感じの青空市場。市民の台所だったのがすっかり観光地化して、周りはカフェやレストランのテーブルがずらり。






ぶら下がっている看板は英語!

パスタ屋さん

見上げると人の暮らしがある

市場の次はガイドのパオロの勧めでピアッツァ・ナヴォーナへ。パオロも子供の頃よくノンナに連れられて来たというローマ市民の憩いの場。長方形の広場に噴水が3つあって、真ん中の一番大きいのが人気だそうだけど、ワタシが気に入ったのは一番奥ので、怪物をいじって水を吐かせているいたずらっ子天使たちの噴水。頭の上にハトが止まった天使くんは何となく泣きっ面。






似顔絵描きや大堂芸人のいるピアッツァを後にして、映画『ローマの休日』で有名になったボッカ・デラ・ヴェリタ(真実の口)がある教会(口に手を入れてみようという観光客の長い行列ができていた)の前を通り過ぎて、ローマ帝国時代の戦車競走の巨大な競技場跡である公園とそれを見渡すパラティーノの丘(日に何度ものレースが何日も続いて、賭博やもめごとも盛んだった)を経て、カラカラ浴場へ。古代ローマの男たちは、「健康な体に健康な精神が宿る」ということで肉体美を追求したそうな。カラカラ帝の大浴場は一度に3千人も入浴できたと聞いて、うは、ムキムキの裸男が3千人もぉ?と言ったら、パオロが「女性の時は女性が3千人てことだよ」。ふぅ~ん、裸の女が3千人ねえ。それで混浴したらタイヘンだ。あはは。最後はテベレ川を渡って、ジアニコロの丘でローマ市街を見渡して(高層ビルがない)、帰り道の車の中から「ローマのピラミッド」(ケスティウスの墓)を見て、駆け足のローマの休日はおしまい。


これは手が入らないから安全?

パラティーノの丘

カラカラ帝の大浴場

ローマにもピラミッドがあった


旅の記憶の整理を始めたはいいけど

2021年11月13日 | 日々の風の吹くまま
11月12日(金曜日)。☁🌧☁。何ともしょぼい天気。明日の夜には「パイナップル特急」(気象用語では「大気の川」)がやって来るという予報で、日曜日には雨量75ミリ。予報サイトの雨のアイコンはめったに出ない雨雲から雨粒が7つ。風は最大風速10メートルで、我が家の後ろ側で南から西へ回って行くらしい。パイナップル特急は海水温の高いハワイ方面から伸びて来るのでそう呼ばれているんだけど、今の時期には立て続けに2つ、3つと団子になって来ることが多いから厄介。強風を伴って来るともっと厄介で、15年前の12月には、スタンリー公園の森林地の10%にあたる40ヘクタールで約1万本の木が吹き倒されたことがあった。まあ、北東や東からのっ強風でなければ、排気口からの吹き込みは大したことはなさそう。(それなりの対策は取ってあるし。)

と言うことでのんびり構えることにして、旅行写真の整理に本腰。でも、初っ端の問題がスマホで撮った写真がいつの間にかHEIC形式になっていたこと。船がバルセロナに入港した日に撮ったものからそうなっているので、設定をいじるか何かしていてうっかりHEICをオンにしてしまったみたい。帰って来て写真をデスクトップにコピーしてPhoto Viewerで開こうとしたら、HEVFとかいうエクステンションをダウンロードしないと表示できないというメッセージが出て初めてわかったんだけど、このエクステンションは無料じゃないから頭に来た。で、なぜかラップトップ(マイクロソフトのSurface)ではHEICのままでも問題なく開くからよけいに頭に来た。もしかしたらデスクトップがHPなのが気に入らないのかな。だったら嫌ったらしいねえ、ほんとに。まあ、とりあえずNOMACSという無料アプリを見つけて、デスクトップにインストールして、デフォルトに設定して解決。

次はフォルダを開いたときにHEICファイルはマティニのアイコン(凝ってるねえ)でしか表示されないので、デジカメで撮った写真(JPEG)と一緒に見られるようにHEICからJPEGに変換して保存することで、NOMACSでの手順そのものはごく簡単なんだけど、何しろ数が多いからタイヘン。特にバルセロナのフォルダに入っているものだけで200枚もあるから、しまいに指がけいれんを起こしそう。それでも、フォルダ4つの合計432枚を無事にJPEGに変換し終わって、Photo Viewerをデフォルトのアプリに戻して、あっと言う間に1日が暮れてしまったけど、何とか元通り。

これでやっと約2300枚の写真をぼちぼちと整理できるようになったけど、まだ久々で楽しかった旅の余韻を味わいながらの作業だから、もしかしたら遅々として進まないかもしれないな。まずは、おバカな英国航空のおかげで1日遅れで着いて、1日しかなくなってしまった「ローマの休日」からと行こうか。

   
   ローマの街角で
昔映画で見たような・・・
   
   トレビの泉を目指して
入りたくなってしまったサルメリア
午前10時、まだひっそりとしたトレビの泉
トレビの泉の上では・・・


今年も11月11日午前11時が来た

2021年11月12日 | 日々の風の吹くまま
11月11日(木曜日)。☁🌧☔。戦没者追悼記念日。元は1918年11月11日午前11時に第1次世界大戦の休戦協定が発効したのを記念する「休戦記念日」だったけど、第2次世界大戦やら朝鮮戦争やらベトナム戦争やら何やらを経て、「リメンブランス・デイ」、つまり戦没者を追悼する日になったもの。午前11時になると、それまでロックを流していたラジオも、追悼ラッパの悲しいメロディを流す。昔はその後で2分間の沈黙があったけど、最近はないなあ。追悼ラッパに応えるように、オフィスの窓の外を第2次大戦当時の戦闘機が4機の編隊を組んで追悼飛行。人類はこの惑星の生物界の頂点を極めたはずなのに、どうして戦争を無くせないないんだろう・・・。



リメンブランスデイのキーワード「Lest we forget」は「忘れないように」と言う意味。第1次世界大戦から100年余りの間にどれだけの戦争や紛争があって、どれだけの命が無駄に失われたことか。いや、人間世界ではそれよりも何百年、何千年、何万年も前から忘れるひまがないくらい戦争をして来たんだから、人類の歴史ってまさに戦争の歴史なんだと思うな。戦争は一国だけでできるものじゃなくて、けんかはひとりではできないのと同じように、必ず相手がある。そして、どっちが悪いなんて言うのは政治的なレベルのことで、市井の人間のレベルでは、敵にnも味方にも親を、子を、家族を、かけがえのない友を失った悲しい記憶が残るだけ。そこには勝者も敗者もないのに、政治や権力者の思惑が常に敵を見つけては、市井の悲しみの記憶を新たな敵への憎しみに転じて、次の戦争に駆り立て行くんだろうなあという気がする。

FBではアシュリーが第1次世界大戦で亡くなったおじいさんを、リアナが大叔父さんを、それぞれ追悼していた。ワタシもこの日にはいつもつい相まみえる機会のなかった叔父のことを考える。キヨシ叔父は母の末弟で、アーティスト志望の若者。母の口からは叔父の話はあまり聞かなかったけど、長姉に当たる伯母が幼いワタシを見ては「この子はキヨシの目をしとる」と言っていたと何度も聞かされていて、それが今だにワタシの心の奥にある種の塊のように残っている。戦争に駆り出されて帰って来なかったかわいい弟の面影を見ていただけだったのか、それとも何かもっと奥の深い感慨があったのか、みんな故人になってしまった今では知るすべがないけど、思春期になって自分のアイデンティティを模索し始めた頃からずっとワタシに影のように付いて回って来たのがキヨシ叔父さん。どんな人だったか、会ってみたかったな。

午後から雨が降り出して、あっという間に荒れ模様。雨の日も風の日も少なくとも30分のウォーキングをすることにしている2人だけど、これじゃあ、ついおっくうになってしまうな。でも、スマホの天気予報アプリをチェックして、7時から9時くらいなら小雨か小止み。でも、カレシが「アナスタシアと7時にスカイプするから、8時にしよう」。ロシア人のアナスタシアはシベリアのトムスクでプログラマーとヨガの講師を掛け持ちしているうちに忙しくなって、英語から1年半以上も遠ざかっていたんだけど、急にレッスンを再開したいと連絡して来たんだそうな。ロシアでもコロナの感染が急激に広がっていて、「ノーワーク・デイ」とか言って1週間も全国の職場を閉鎖したくらい大変らしいから、もしかしたら時間を持て余すようになったのかも。じゃあ、ウォーキングに出るのは8時ということにしようね。


インフルエンザのワクチンをして来た

2021年11月11日 | 日々の風の吹くまま
11月10日(水曜日)。⛅🌥☁。どうやら普通に眠って、普通に目が覚めるようになった。帰って来てから10日もかかった勘定だけど、巣ごもりしているうちにそれだけ老化したってことかな。次のためにも体力増強を図らなくちゃ。とりあえず今日はインフルエンザの予防注射。予約の時間にスーパーの薬局に行って、記入して印刷しておいた問診票を出したら、接種記録にデータを打ち込んだマネジャーのクリスティナが「サインしてください」。あは、サインするのを忘れちゃってた。備えてあったペンでささっとサインして、カレシにペンを渡したら、サインしながら「オレ、何にサインしているの?」と言うのに、クリスティナが真顔で「家を買ったんですよ」とやったので、2人とも爆笑。そばのテーブルに注射器を用意して待っていた薬剤師さんがワタシ、カレシの順にさっと注射して、バンドエイドを貼って、年中行事のひとつがあっさりおしまい。

シアトルではクラフトビール会社をやっている夫婦共に50代の友だちが、FBに「ブースターしたよ!」と投稿していて、「私も」とか「もうすぐ」とか「来月に」とか言うコメントがぞろぞろ。アマゾンが自社施設にコロナワクチンの接種会場を設けて、3回目(ブースター)の接種を支援しているらしい。まあ、カナダでもすでに医療関係者や介護施設の高齢者を中心に接種を始めた州があって、BC州でも今月から1月にかけて70歳以上を含む優先グループの接種を進めて、1月から18歳以上全員に対象を広げる計画だそうな。ワクチン接種の記録をもとに2回目接種後6ヵ月以上経った対象者に順次通知するそうだから、2回目から6ヵ月後が12月中旬になる私たちのタイミングとしては、通知が来るのは早くて12月下旬ってことかな。なぁ~んかヘンてこなクリスマスプレゼント。年明けならお年玉ってところかな。

インフルエンザのワクチンではいつもは何の反応もないんだけど、今回は腕を動かせないわけじゃないけど、ずきんとするような痛みがある。どうも帰って来て荷物を片付けるのに重いスーツケースを動かそうとして筋肉を傷めたあたりに注射されたせいじゃないかな。それでも、肺炎ワクチンのときほどじゃないからいいや。あのときは何日も痛くて腕を上げられなかったっけ。何のワクチンかによって反応が違うんだろうな。ワタシは1回目がモデルナで、7日目に赤く腫れて痒くなる「モデルナアーム」というやつを経験しているから、3回目がモデルナ(前2回の半量)だったら、どうなるかな。害はないそうだからいいけど、あれはめっちゃくちゃ痒かった。モデルナアームと言えば、北米での発生率は1%くらいと報告されていたけど、日本の大規模接種会場では5.6%もあったそうで、その差にびっくり。

コロナは感染がヨーロッパでまたもや増え始めているそうで、新規感染の数字をみたら目が点々。特にドイツでは毎日数万人の単位で感染者が出ていると聞いてびっくりして、ワクチンの接種率がまだ60%台と聞いてまたびっくり。でも、ワクチンの接種率が低い旧共産圏地域で特に猛威を振るっていると聞いて、ああ、なるほど。ドイツは半分が旧共産圏だったんだよね。ポーランドから逃げて来たワルデマーが「した方がいいと思っても、政府への不信感が強すぎて、どうしても不安で踏み出せないんだよね」と言っていたのが東ヨーロッパの状況を物語っている気がする。カナダでも頑固に接種を拒んでいる人たちは大半が「個人の自由」を唱えているそうだけど、詰まるところは同じ心情なんじゃないかな。だから、自分の不安を正当化してくれる陰謀論者につけ込まれるんだろうと思うよ。最近は重症化して集中治療室に入る患者の90%がたがワクチン未接種だそうだけど、いくら個人の自由が大事でも死んじゃったら元も子もないだろうに、それでも不信感、不安感には勝てないんだろうな。


エイリアンの赤ちゃん?


旅の記憶が薄れないうちに写真を整理しよう

2021年11月10日 | 日々の風の吹くまま
11月9日(火曜日)。🌥🌤🌥🌧。目が覚めたら7時。予報された大風はどうなったのか、一晩中やたらと静かだった。どうやら南風になって、我が家の後ろの方に回ってくれたらしい。強風注意報は解除されたけど、南風を正面から受けたノースショアの一帯はかなり広い範囲で停電しているという話。きのうは晩ご飯の後でカレシの膝枕で1時間ほどうたた寝したけど、普通に眠れたので、今日はかなり快適。きのうはあまりにも低くてぎょっとした体温もばっちり36.9度に戻っていて、ほっ。血中酸素は99%、血圧も125/78で、皮膚のざわつき感もなくなって、どうやらいたって普通のワタシ。やれやれ。

それにしても、このところなぜかやたらと風が吹くなあ。マンションの高いところに住んでいるので、風の強さにはけっこう敏感な方だけど、何だか毎日「吹きまくっている」という感じがする。いつもなら今の季節は風よりも雨の方が断然優勢のはずなんだけど、今年は風の方が主役と言ったところ。オフィスでPCの前に座っていると、ときおり地面から吹き上げられて来た枯れ葉がルーフデッキの手すりの向こうで舞っているのが見える。俗に言うビル風に乗って来るんだろうけど、建物の壁を伝うようにまっすぐ上昇して来て、くるくる回りながら横の方へ飛んで行く。そしてその後をカモメやカラスが風サーフィンでも楽しんでいるようにすぃ~っと追いかけて行く。ときには空のもっと高いところで大きなハクトウワシが悠々と旋回していたりして、ついキーを叩く手を止めてぼけぇ~っと見入ってしまう。

体調が回復したところで、そろそろ撮りまくって来た写真の整理を始めないとね。カレシは英語レッスンの生徒たちや「今日の単語」レッスンを投稿しているサイトのフォロワーたちからやいのやいのと写真を催促されて、カレシなりに投稿する写真を選び出すのに、レッスンの再構築はそっちのけで1日中画面とにらめっこしては「これは何?」を連発。閑散としたバンクーバー国際空港の風景に始まって、ローマに向かう機上から撮ったアルプスの山々、クルーズ前のローマの休日、クルーズ船ターミナルのあるチヴィタヴェッキア港を出港したときの夜景、さらには寄港地ごとにフォルダに収めた写真は全部合わせると2300枚。デジカメの時代でなかったら、フィルム代と現像代だけで破産してしまったかもしれないな。手軽なデジカメのおかげで、いつもひとつの被写体について(失敗作を減らすために)2、3枚ずつ撮るので、一番良く撮れているのを選んで重複を削除すれば1000枚くらいにはなるかな。

まあ、ぼちぼちと整理して行こうとは思うけど、いったいどれくらいかかるやら。愛用の古いIXYとスマホのカメラで捉えて来た旅の記憶が薄れないうちにやってしまいたいね。船の上からブログにアップできなかった写真、少しずつ載せて行こうっと。


イタリアンアルプスの眺め


ローマの休日の後は9日間の船の旅へ


今の若い人たちは人見知り世代というべきか

2021年11月09日 | 日々の風の吹くまま
11月8日(月曜日)。⛅🌤🌥☁。青空がのぞく予想外の空模様で、予報にある大風の嵐は来るのかなという気分になってしまうけど、ま、嵐の前の静けさかな。バケーションが終わってから丸1週間経ったけど、何かまだ疲れが残っている感じがする。晩ご飯の後で猛烈に眠くなって、きのうは1時間も眠ってしまったのに、夜はまたちゃんと眠れているから不思議。血圧は低めから普通になった程度だし、血中酸素は99%(ときどき100%)なんて数字が出て来るから、別にどこもおかしくないと思うけど、普段はかなり高めの体温がえらく低い。ということは、自律神経が少々乱れているってことかな。出かける前のストレスと時差ボケや2度の時計の切り替えが響いているのかも。来年こそは時計の切り替えを廃止してほしいもんだ。

読売新聞のサイトに「ワクチン接種後の急性期副反応は9割が不安によるストレスが原因」という記事があって、若い世代の割合が高かったと書いてあった。コロナワクチンについてはいろいろと副反応が報告されているけど、大規模接種会場で接種後30分以内にふらついたり、失神したり、過呼吸になったりした人が全体の0.24%あったというのは少々多過ぎるような感じがするな。その9割が不安や極度の緊張によるストレスが原因だというのはおもしろいね。Wimp(意気地なし)と言ってしまえばそれまでのことだけど、ちょっと前に毎日新聞に「ワクチンの接種後に体調を崩して1ヵ月経っても回復しきらない人がいるが、海外の論文を調べても同様の報告がない」という話があって、合わせてみると日本の若者の精神状態が何となくわかるような気がする。

まあ、インフルエンザワクチン接種の質問票に「注射の際に失神したことがあるか」という項目があるくらいだから、何も日本だけのことじゃないわけで、今の時代の若い世代はスマホから溢れる情報を消化し切れなくなって、自信を失いつつあるということかもしれない。自分の思考や判断に自信を持てなければ、自己肯定なんかできるはずもないだろうし、「自分」というものを持てなければ、そりゃあ周りの何もかもが不安要素になるだろうな。デジタル時代が生んだのは便利で快適な暮らしじゃなくて、もやもやとした「不安感」なのかもしれない。自信を持てずに常にもやもやしていれば、自分も他人も信用できなくなって、それがさらに不安を高めるんだろうと思う。人見知り世代と言えるのかもしれないけど、こればかりは解決してくれるアプリなんかないから、本人たちが奮起して何とかするしかないだろうな。




束の間ながら青空が広がったら、いつの間にか目の前の山波は雪化粧。夏の間いつもの年以上に雪が解けて黒々としていたベーカー山もすっぽり新雪を被って真っ白。冬の足音、もうすぐそこまでって感じだな。今日は医療グレードのマスクをひと箱(50枚入り)買って来たし、あさっては2人揃ってインフルエンザのワクチン接種の日。昔から備えあれば何とかと言われているからね。


松茸の季節を逃さずにすんだ!

2021年11月08日 | 日々の風の吹くまま
11月7日(日曜日)。☁🌧🌤🌥。今日から「冬時間」。あさっての朝にかけて強風注意報が出ていて、ルーフデッキではもうすでにごうごうとかなりの風。それでも目が覚めたらちょうど7時の直前。きのうまでは8時だった時間だから、最後の時差の調整は成功ってことかな。この調子で落ち着くといいけど、カレシは胃の調子が良くないとぶつぶつ。ココアとクッキーだけにしておけばいいのに、「ちょっと一杯」と寝酒をしたからじゃないのかな。それとも自家製のガスパッチョ、すごい数のトマトを使ったから酸が強すぎたとか・・・。

それにしても早く起きる分。午前中の時間がやたらと長い。のんびりを心がけていても長い。それでも、今日は午後にきのこ屋のマットが松茸を持って来てくれるので、春にトウヒの新芽とスィートシスリーをウォッカに浸しておいたのをサンプルとしてあげようと小さな瓶に入れて、ローマのカンポ・ディ・フィオリで撮ったポルチーニきのこやトマトの屋台の写真を見せようとスマホに入れて準備。松茸はシーズンを逃したかなと思っていたけど、まだ採れると言うので、ボタンと呼ばれる傘の開いていないのをひと袋、開き具合によって2、3、4と格付けがあるうちの3と4を取り交ぜてひと袋、ついでにシャンテレルもひと袋を注文してあった。

ひと仕事終わったところで、カレシが車の調子をチェックするのにMarket Crossingの酒屋まで行こうと言い出して、トートバッグを持って地下の駐車場へ。もう1ヵ月以上も動かしていないから大丈夫かなと思ったけど、案ずるより何とかであっさりエンジンがかかってゴー。我が家のマティーニの定番のブードルスをまとめて4本買って、日曜日で大型トラックがいないMarine Wayをすいすい飛ばして帰宅。川向こうの埠頭にはコンテナがクレーンの足元まで山積み。陸揚げしたのか船積みを待っているのかはわからないけど、こんなにたくさん積んであるのは初めて見たな。先月は大時化の中でバンクーバー港に向かっていた貨物船から100個以上のコンテナが海中に落ちる事故(その後船上に残ったコンテナから出火するというおまけつき)があって、バンクーバー島北端の浜に壊れたコンテナから流出した貨物が散乱しているという話で、おもちゃや衣料品などに交じって何台もの冷蔵庫が見つかったとか。そうでなくても物流が滞っているのに、クリスマス商戦を前にしてえらいこっちゃ。



午後3時前にバンクーバーのファーマーズマーケットを終えたマットが来て、風が強くて寒いのでロビーの中で商売。松茸のボタンは袋に取り分けて置いてくれたので、傘の開いた松茸とシャンテレルを欲しいだけ袋に入れて、秤にかけて値段を聞いてから、しばらく写真を見せながら旅行の話に花を咲かせていたら、突然の土砂降り。すぐに止んで日が差して来たのを見計らって、マットはきのこの入った箱を車に積んで、「じゃあ、またね」。袋越しに漂って来る松茸の香りにほくほくしながら部屋に戻って来て、マットに代金を送っていたら、束の間だったけど大きな虹が半分。きのうは空港の沖で竜巻が発生して、大学の方へ向かったので大学周辺の道路を閉鎖してバスを迂回させたという話で、何だか知らないけどマザーネイチャーはご乱心の様相だなあ。でき損ないの子供(人類)に怒ってるのかもしれないけど・・・。


雨、雨、雨、そして雨・・・

2021年11月07日 | 日々の風の吹くまま
11月6日(土曜日)。🌧☁☔。カレシに小突かれて目を覚ましたら、もう8時。やったぁ。ゆうべ寝たのが真夜中の少し前だったから、普通の時間に戻ったということかな。明日から夏時間が終わって、午前2時に時計の針が1時間後戻りするから、寝る前に時計を調整すれば、11時までに寝て7時に起床ということになって、旅行中に立てた計画を実行しやすくなる。つまり、いつの間にか真夜中過ぎに寝て8時過ぎに起きる習慣がついていたのを、この際に引っ越して来たばかりの頃の習慣に戻そうというわけ。どこまで成功するかはやってみないと分からないけど・・・。

朝ご飯を食べて、さて掃除を始めようかと立ち上がったら、カレシはのんきにスマホいじり。今日は掃除の日だよと言ったら、「あ、しばらくやってなかったから、すっかり忘れてた」。おいおい、遊び過ぎたんじゃないかな。しっかりしてちょうだいよ。でもまあ、カレシの持ち場(バスルーム)は今日はけっこう簡単。だって、留守番の間にシーラが隅々まで掃除してくれたんだもの。体に悪いから大掃除をしちゃダメと言っておいたんだけど、掃除代行サービス歴30年のプロはちょっとした汚れでも気になって掃除しないではいられないらしい。ワタシが気にしないで放っておいたところまできれいにしてくれて、「毎日少しずつやったから大丈夫。心配しないで」。おまけに「窓、掃除するときに呼んでね、手伝うから」。えっと、外側の清掃をした後で内側の窓拭きをやったんだけどと言ったら、「日が差したときに見たら、全然きれいになってないわよ」とばっさり。はあ、お姉さまのシーラにはかなわないや。

洗濯機を回しながら、ダスターをかけ、箒で掃いて掃除機をかけて、モップをかけたら、完全に普通の土曜日の気分。冷蔵庫をのぞいて今日の晩ご飯はどうしようかなあと考えるのも普通の日常。鶏の胸肉とリブアイステーキとラムラックがあるけど、どれを使おうかと賞味期限を見たら、チキンとステーキは明日。(ラムは冷凍のを冷蔵庫に入れて解凍しているところ。)結局はステーキに決めたけど、パックには大きめのが2枚入っていて、値段を見てちょっとため息。新聞サイトに9月の物価上昇率は4.4%だったとあったけど、確かに肉類の値上がりが激しい。でも、ステーキは1枚を1人で食べるには大きすぎるので、真ん中あたりで半分こして、残る1枚はフリーザーに保存。肉のパックは何だか最近はやけに量が増えた感じで、一番小さい(一番安い)ものでも2人にはちょっとしんどい大きさ。そこで鶏肉や豚ヒレはおひとり様コーナーで一番大きいパックを探して来るんだけど、値上がりが続いたら少しはサイズが小さくなるのかしらね。

それにしてもよく降る雨。午後にちょっと小康状態になって、チャンスとばかりウォーキングに行って来たけど、気温はたったの5度。天気予報を見ると向こう2週間は雨、雨、雨で、月曜日の夜からは大風だって。ずいぶん荒れるなあ。バンクーバー圏での雨の連続記録は69年前の46日だそうで、ノアの洪水の長雨よりも長くて、いくら何でもうんざりするような長さ。冬の雨の日は1日中暗いから、今からうんざり・・・。


コロナの潮目が変わって来ているような

2021年11月06日 | 日々の風の吹くまま
11月5日(金曜日)。☔☁🌤☁。ゆうべの就寝は11時で、目が覚めたら7時。カレシはすでに起きていて、「5時半に目が覚めて、全然眠くなかったから起きたんだ」。へえ、ゆうべは帰って来て初めて少しだけ寝酒をやったんだけど、カレシには効き目がなかったのかな。外は朝からすごい雨。先月は平均より30%くらい雨が多かったそうだけど、今月もそうなるのかな。まあ、バンクーバー(圏)では(映画『Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)』の中のセリフをもじらせてもらうと)1年のうち8ヵ月も雨が降るんだからね。

ニューウェストミンスター警察によると、コロナウィルスの存在を否定していた陰謀論者の男が自宅で急死して、検視官が死因を調べているところだって。この男、地球は丸くないという「地球平面説」の信者のようで、去年アメリカでの「地球平面協会」の会合に参加した後、カナダに帰って来て隔離しなかったために検疫法に引っかかったり、ウィルスは高温で死滅すると宣伝して自分が経営していたホットヨガスタジオの営業許可を取り消されたり、アンチマスク派の集会で演説したりして、ソーシャルメディアではかなり知られた存在だったらしい。最近ビデオで咳や寒気があるけど(コロナは存在しないから)コロナじゃないと言った上で、イベルメクチンをのんだら症状が改善したと言っていたそうだけど、もしかしたらその副作用で死んじゃったのかもしれないな。それにしても、コロナの存在を否定する人がその特効薬と言われる薬を飲むってところが何とも矛盾していると思うんだけどね。

そのコロナ、BC州では新規感染数は目立って減ってはいないんだけど、コンピューターの予測モデルによると、感染は減少傾向にあるらしい。現在の入院患者と死亡者の大半はワクチン未接種だっただそうで、特に接種率の低い州北部や内陸部でそれが目立っているとか。新学年が始まると同時にワクチンを接種できない12歳以下の子供の感染が増えていたのが、校内でのマスク着用を義務化したところ、それが目に見えて減ったというのはグッドニュースだな。これから5歳から11歳を対象にワクチン接種が始まるけど、そうでなくても心配性の塊みたいなミレニアルママたちは副作用や後遺症が心配で、受けさせるかどうか頭を悩ましているらしい。でも、職場でのワクチン義務化については、教師や職員に接種を義務付けないことを決めた教育委員会が出て来て、ミレニアルママの心配は膨らむばかり。でも、自分の子供にはさせたくないけど他人にはしてもらいたいというのは、何だかなあと思ってしまう。

でも、ファイザーが開発した治療薬が臨床試験で重症化や死亡のリスクを90%減らせたと発表したことで、メルクが開発した薬と合わせてコロナ治療薬がパンデミックの行方を大きく変えそうな雲行き。常々サプリだのなんだのと、とにかく「薬」を飲んで安心するみたいな文化があるから、ワクチンを危険視して拒否している人でも飲み薬にはあまり疑問を持たずに飛び付くんじゃないかと思うな。何かにつけてめんどうなことにはThere’s an app for that(そのためのアプリがあるよ)というデジタル思考の延長線のようなもので、こと体に関することではthere’s a pill for that(それには飲み薬があるよ)ってね。でも、ワタシは薬とはあんまり相性が良くない性質なので、ワクチンのブースターの順番が回って来るのを待つことにしよう。どっちにしても、楽観は早いかもしれなくても、トンネルの出口が見えて来ているような気はするな。


人手不足に品不足でインフレの足音~ダブルの虹は何の知らせ?

2021年11月05日 | 日々の風の吹くまま
11月4日(木曜日)。☂☔🌧。夜の間にすごい雨と風で、10時に寝たのに、真夜中直前に目を覚まし、3時近くに目を覚まして、5時過ぎにまた目が覚めての繰り返し。晩ご飯の後でソファでぐっすり寝てしまったカレシは5時半に目を覚まして、そのまま6時起き。ワタシは何とか眠りに戻って7時起き。体内時計が狂いっぱなしという感じだから、ちょっとばかり困ったもんだねえ。

それでも朝ご飯を食べたら、わりと普通に1日が始まるからおもしろい。今日はまずベッドの毛布の取り替え。そろそろアクリルの保温毛布ではちょっと寒いので、フリースの毛布に替えて、アクリル毛布は洗濯機に直行。もっと冷え込んで来たらさらに純毛の毛布を重ねることになるけど、先月辺りからラニーニャの兆候が出ているそうだから、この冬はかなり寒くなるかもしれないな。コンクリートとガラスの我が家は断熱性が良くない上に「自然換気」式なので、風のある日はオフィスに座っていると膝のあたりがすかすかと冷える。ということで、アメリカドル建てのクレジットカードにまだかなりのマイナス残高があるので、クリスマスシーズンでどさどさと来る通販カタログからTシャツの上に着れるチュニックを3枚、ランズエンドから薄手のスウェットパンツを2枚選んでさっと注文。でも、アメリカから来るから、届くまでどれくらいかかるかなあ。

予報は相変わらずの雨、雨、雨なんだけど、ランチのあたりから雨が止んで、南の空が少しばかり明るくなって来たので、それっと買い出し。相変わらず商品棚に隙間が多くて、これまでいつでも当たり前に買えていたものが何日も品切れが続く状態。ほとんどの場合、品物はどこにでも豊富にあるんだけど、それを配送する手段が絶対的に不足していると言う話で、グローバル化の波に乗って製造拠点を海外のコストの安いところへ分散したツケが来たってところかな。そこへしてコロナで人の動きが止まったり、給付が手厚すぎたりして、猛烈な人手不足。コストが高騰すれば必然的に物価も高騰するわけで、この夏は物価指数が4%以上も上昇して、さらにインフレは長期化しそうと言う予想で、金利の引き上げが囁かれる昨今。スーパーでは久しぶりにニュージーランドからの冷凍ラムラックがあって、うれしくなってひとつ買ったけど、値段を見たら夏から何と50%もアップ。うはぁ・・・。





雨は午後いっぱい小康状態を保って、たっぷりと日が傾いた5時半ごろ、曇ったままの北東の空にそれはそれは見事な虹。こんなに色彩の鮮やかな虹は見たことがない。おまけに完璧なアーチで、しかもほぼ完璧なダブル。(写真ではあまりはっきりしないけど、肉眼ではくっきり。)かなり長い間出ていたので、メトロバンクーバー全域で見られたそうで、メディアに続々と写真が投稿されて、ある新聞サイトは「ダブルレインボーを見た?」と言う見出しでトップニュースの扱い。うん、何かいいことがあるという予兆であってほしいなあ。


自主隔離を免除してくれたんだからもういいでしょ?

2021年11月04日 | 日々の風の吹くまま
11月3日(水曜日)。☂☁☂☁。大雨注意報は解除されたけど、今日も雨。南東から南にかけての空はかなり明るく見えるんだけど、残念ながらアメリカの空。だんだん目覚めが遅くなって来て、6時半。この調子で就寝時間も少し遅くなってくれば、日曜日に夏時間から標準時間に切り替わっても影響はそれほどなくて、来週はしっかりと太平洋標準時間のリズムに戻れるかもしれないな。おいしいものの食べ過ぎで1キロも太って帰って来たから、次のクルーズに備えて元に戻しておかないとね。

やっと我が家の普通の朝ご飯(ジュース、ミューズリ/牛乳、バナナ、アップルソース+クロワッサン)を食べて、コーヒーを飲みながらスマホでメールチェック。いの一番に政府から「隔離について」なんてどっきりするようなメール。バンクーバーの空港ではろくにチェックもしないですいすい通しておいて、今になって何なんだと、ムカつきながら開いたら、「最近カナダに入国されたので、カナダ政府からこのメールを送っています」。あ、そう。「カナダに到着するすべての旅行者にカナダの検疫法に基づく緊急命令が適用されています」。ああ、はいはい。で、「もし空港において無作為にPCR検査対象に選ばれた場合、法律によって・・・むにゃむにゃ。一両日中に確認のためコンタクトします(とかなんとか)」。ははあ、この「もしIF)」が太字の大文字になっているところがミソだな。

私たちは選ばれなかったし、その後に続く「同伴の12歳以下のワクチン未接種の子供」もいないから、このメールは無視していいってこと。でも、子供に関する部分を読んでみたら、隔離しなくても良い場合でも、到着後14日間は「入国当日と8日目にPCR検査(5歳以上)をして、基礎疾患のある人と接触させず、学校やキャンプ、保育所には行かせず、公園やスポーツの試合などの公共の場を避け、公共の場では屋内でも屋外でも常にマスクを着用させ、できる限りワクチン接種済みの親か保護者のそばにいさせること」と、何とも厳しい条件が書いてあって、これじゃあ実質的に隔離とあまり変わらないような感じだな。

でも、バンクーバーの空港では入管のチェックポイントでもArriveCAN のQRコードをスキャンしなかったし、印刷したものを見せろとも言われなくて、そっけなく「はい、ラインBを行って」と指示されただけだったから、何か拍子抜けしちゃったんだけどなあ。並行していたラインAが行き着く先が検査場のようなところで、長い列ができていたところを見ると、隔離が必要な人たちやワクチン接種や入国前の検査が条件を満たしていない人たちだったんだろうな。国際空港はその名の通り世界中のいろんな国の人が降り立つんだから、みんながカナダ政府が要求する書類を揃えて来るわけじゃないし、コロナの規則や方針は朝令暮改を地で行くようなもんだから、目的地に着いてみたら不要だったものが必須になっていたなんてことも普通にあるんじゃないかと思う。ロンドンのヒースロー空港での私たちがまさにそうだったんだもの。まあ、政府からのメールは最後に「ご協力に感謝します」とあって、その後に同じ内容がフランス語で延々と続くので、えいっと削除。日常に戻る私たちにはもうかんけいなぁ~いっ。


日常の現実に戻りつつあるけど、まだ眠い

2021年11月03日 | 日々の風の吹くまま

11月2日(火曜日)。☁🌥☂。目が覚めたのは午前6時。大雨注意報発令中だけど、東の空は朝焼け。だいたい8時間眠れた勘定で、少しは時差ぼけが後退して普通の時間の感覚が戻って来たのかな。きのうバナナも買って来たし、アップルソースも作ったので、我が家の普通の朝ご飯になるかと思っていたら、カレシが「卵で朝ご飯しようよ」。でも、厚切りベーコンはフリーザーに入っていてカチカチだからベーコンエッグはちょっと無理。「じゃあ、ポーチドエッグでいいよ」。トーストにするパンがないんだけど。フリーザーに入っているチーズパンを使うか、それとも・・・はあっ、クロワッサンに少し硬めに仕上げたポーチドエッグを挟んでみようか。ということで、6時半近くにそろぉっと起床。ポーチドエッグ2個を挟んだクロワッサンはけっこうイケてたけど、塩とコショウをしなかったので、ちょっと味が足りなかったかな。船の上では朝ご飯のバフェでいつもハムとチーズを挟んだ小さいクロワッサンがあったから、ハムとチーズを買っておこうか。

早朝の朝ご飯が済んで、今日の仕事はまずインフルエンザのワクチン接種の予約を取り付けること。前のシーズンはコロナに圧倒されたのか、カナダ全国でのインフルエンザ患者がひと桁という前代未聞の記録だったそうだけど、このシーズンには盛り返して来るという予想らしい。毎年やってもらっている行きつけのスーパーの薬局に予約を入れるのにサイトを開いたら、一番早いスポットは金曜日の午後で、クリックしたら(たぶんタッチの差で)予約済。それじゃあ来週はということで、まず月曜日の午後のスポットをひとつ選んだら予約のページが開いたので、住所氏名、医療保険番号を入力して、見慣れた質問票(コロナ関連の質問が追加されていた)に答をチェックして、「送信」ボタンをクリックしたら、「残念ながら他の人が予約しました。別のスポットを選んでください」。あらら、またタッチの差らしい。それじゃあと次のスポットを選んだら、先に入力したページが開いたので、すぐに「送信」ボタンをクリックしたら、また同じメッセージ。翌日の午後のスポットを試してみたけど、やっぱりタッチの差で「残念でした」。それならばと水曜日の午前中のスポットを選んでみたら、やっと「予約しました」。すぐに確認メールが来て、やれやれ。去年はこんなにめんどくさくはなかったから、今年はワクチンへの関心が高いということかな。

次の仕事はカレシのウォーキングシューズを注文すること。もう何年も2人揃ってNew Balanceというブランドの面ファスナーで止める靴を愛用しているんだけど、カレシのはすでに踵がすり減っていたので、旅行先の石畳やごつごつした玉石の細道を歩きまくっているうちに、クッションになっている空洞が露出して踵がぺちゃんこ。クッションがないから直接踵に当たる衝撃が前に傷めた膝にまで響いて、旅行の終わり頃には階段の上り下りがきつかったようで、帰ったらすぐに新しいのを注文するからねと約束してあった。New Balanceのカナダのサイトにはお目当ての靴はあったけど、カレシのサイズがなくて、厚手のソックスを履けるからと半サイズ大きいのを注文。値段が張るので送料無料となっていたけど、昨今の物流事情を考えて、送料800円のカナダポストによる発送を指定。あまり遅れずに届くといいけどなあ。

まあ、何となく日常の現実に戻りつつあるという気がして来たかな。それでも、午後8時半を過ぎると2人ともあくびの連発。9時半ともなると、もうどうしようもなく眠たくて、ワタシなんかしまいにはざわざわと寒気がして来るもので、カレシの寝しなのココアもワタシの寝酒もなしで、10時にはベッドに直行。おやすみぃ~。


時差ぼけだけど何とか普通っぽい1日

2021年11月03日 | 日々の風の吹くまま
11月1日(月曜日)。☀🌥🌧。ああ、もう11月だぁ。きのうは帰って来てまっさきに大洗濯。持って行った衣類を全部洗濯するのに、洗濯機を回すこと3回。晩ご飯はフリーザーにあったランチ用の冷凍食品で済ませて、9時過ぎには2人とも目がしょぼしょぼのあくび連発になって、9時半にはさっさと寝てしまった。そのせいで、2人揃って目が覚めたのは4時半過ぎ。しばらくの間ベッドの中でおしゃべりしていたけど、さっぱり眠りに戻れそうにないので、5時過ぎにはあきらめて起床。

私たちのマンションでは、規約にはないけど午後10時から午前7時までは「Quiet time」ということで、寝ている人を起こすような騒音に気を付けることになっているので、静かぁ~に朝ご飯。定番のバナナもアップルソースもないので、オレンジジュースとシンプルなミューズリに牛乳。カレシが「バルセロナのホテル(Neri)のミューズリはうまかったなあ」と言えば、ワタシはカルカソンヌで毎朝食べたヤギの乳のヨーグルトがおいしかったなあ。それとクロワッサン。年を食って胃が弱って来ると、コンチネンタル式の朝ご飯がいいね。我が家も普段はそれに近いけど、クルーズ中はバフェの朝ご飯であれもこれもと食べるから、つい大食いになっちゃう。で、ランチタイムになるとまたバフェであれもこれもと食べるから、ますます大食いになって、バフェのない晩ご飯はアラカルトでもボリュームがあり過ぎてひと苦労。まあ、ボリュームを半分にしてもらうこともできるんだけど。旅先では、いろいろと見どころがあっても究極の関心事はやっぱり食べ物だという気がする。

朝ご飯が終わってもまだQuiet timeなので、今度はおとといの夜にちょこっと入って来た、去年から続いている出版本のプロジェクトの追加仕事をちょこっとやっつけて、さっさとDropboxにアップロード。ほんとはおとといバルセロナで1日自由行動だった日にやるつもりだったけど、帰国後の隔離を免除してもらうための書類の処理に没頭していて忘れてしまったもの。特に急ぐものではなかったのが幸いだったけど、休養して遊ぶための旅行の最中に仕事をするなんて、ちょっぴり現役時代の匂いがするような気がする。それにしてもこの静けさ。日の出は日曜日に標準時間に戻るまでは冬至並みの8時過ぎなので、まだどこにも朝の気配がないから、ひたすら静かにやっているうちに午前7時。ラジオをつけて、さて1日の始まりは何と言っても「買い出し」かな。冷蔵庫はシーラが買い置いてくれた牛乳とオレンジジュースがあるくらいで、後は空っぽも同然。とりあえず野菜類と2日か3日分の晩ご飯の食材を調達しないと。

カレシがバルセロナで「発見」したガスパッチョスープを自分で作ってみたいと言うので、東の空が赤く染まった午前8時に連れだってスーパーへ。いつもは午後なので、魚売り場のセリナが「今日はやたらと早いわねえ」。旅行から帰って来たばかりで、冷蔵庫が空っぽなの。「ああ、それでしばらく見かけなかったのね」とセリナ。トマトをどっさり、オレンジをどっさり、サラダの野菜をどっさり、アップルソースにするリンゴをどっさり買い込んで、肉類3日分、卵1ダース、牛乳と朝ご飯用の大きなクロワッサン6個入りも買って、ショッピングカートは今にも溢れそう。午後はのんびりと写真の整理をしたり、メールを書いたり、ソファで昼寝したり。まだ時差ぼけが残っているのか、9時過ぎには2人ともあくびの連発で目を開けていられなくなって、揃って「今日」は店じまい。ワタシは現地の時間に集中して、「今バンクーバーは~」と比較しないので、あまりひどい時差ぼけはないけど、疲労感が抜けるまでにはさすがにちょっと時間がかかりそうだなあ。コロナで時間が止まっている間に年だけは取ったと言う感じか・・・。


旅の終わり~ただいまぁ~終わりよければすべてよし

2021年11月01日 | 日々の風の吹くまま
10月31日(日曜日)。☁(バルセロナ)。起床は午前3時。目覚ましをかけて置いたけど、ヨーロッパは今日から時計の針を1時間戻して標準時間。スマホを見たら、時刻は「ヨーロッパ中央夏時間」の2時半。目覚ましの時計は1時半。午前2時を過ぎてもまだ「夏時間」とはどういうことかいなとググってみたら、ヨーロッパでは午前3時に1時間戻ると書いてある。北アメリカは午前2時に変わるのにと寝ぼけ頭で考えるに、イギリスと大陸ヨーロッパでは1時間違うので、グリニッジ標準時(GMT)を基準にしているのかもしれない。つまり、イギリスで午前2時に時計の針を動かすと、その時大陸では午前3時になっているというわけ。まあ、ところ変わると何とやらで、ヨーロッパは何かにつけてややこしい。不思議だったのは、泊まったホテルのどこも部屋に時計を備え付けていなかったこと。何でだろうな。

午前4時10分前に荷物をロビーに運んでもらって、勘定の精算が終わったところでダニエルが迎えに来た。仕事とはいえ、1時間もかからない仕事のために日曜日の朝の3時に起きなくちゃならないなんて気の毒。とってもいい人で、高校生の息子が2人いると言っていたから、40歳くらいかな。日曜日の朝の4時だというのに、あちこちに人がいて、「夜通しパーティをして、これから帰るんだよ」とダニエル。空港で荷物を降ろしてもらって、別れるときに、チップをたっぷり弾んでうんとお礼。今回のようなプライベートツアーは初めてだったけど、ガイドさんたちもとってもいい人たちだった。コロナで仕事がほとんどなかった1年半は辛かったと口を揃えて言っていたけど、知識と経験が豊かなプロのおかげで、私たちは「物見遊山」以上に得られるものが多かったと思う。

バルセロナ空港はとにかくだだっ広くて、チェックインのカウンターを探すのにひと苦労。まだ5時前なのにどこも長蛇の列で、コロナって何?みたいな感じ。やっとエールフランスのビジネスクラスのカウンターにたどり着いたら、後はすいすい。ワクチンの接種記録を出すのに手間取っていたら、「全部見せて」というのでクリアフォルダーごと出したら、さっと必要な書類を選んで、さっと見て、さっと返してくれた。スーツケースを預けて、バンクーバーまで通しの搭乗券をもらって、荷物も通しでバンクーバーまで行くのか聞いたら、「パリで積み替えてバンクーバーまでお届けしますから、後はリラックスしてくださいね」。

☁(パリ)。定刻の午前6時20分出発。空から見る夜明け前のバルセロナは宝石をちりばめたような美しさ。パリまでは2時間ほどなんだけど、定刻より30分も早い7時55分に着陸。強烈な追い風だったのか、(ハロウィンだから)魔女の箒に乗せてもらったのか、時間を4分の1も短縮するなんてすごい。おかげで、これまたややこしいドゴール空港で余裕で乗継便のゲートを探せた。乗継客用のゲートでPCR検査の陰性証明をチェックされて、バスにぎゅうぎゅう詰めにされて出発ゲートまで。ソーシャルディスタンスも何もあったもんじゃないけど、考えたらみんなワクチン接種済みだし、PCR検査で陰性だったわけで、心配ないってことか。エールフランスのビジネスクラスの座席はエアカナダとよく似た余裕たっぷりの1―2―1(英国航空のは窮屈な2―4-2)で、私たちは「2」の部分。CAさんが席の間の仕切りを外してくれたので、互いに顔が見える「お二人様」席になった。ざっと見渡したところ20人もいるかいないか。定刻10時10分にドゴール空港を飛び立って、バンクーバーまで10時間10分の旅。

窓際
真ん中


   

エールフランスの4コースランチ

英国航空のワントレーディナーと比べると・・・

🌤(バンクーバー)。しっかり4コースのランチはディナーなみのボリュームで、満腹になって席をフラットにして3時間くらい仮眠。ビジネスクラスの最大の価値はここにありで、他の便宜は二の次、三の次。バンクーバーには定刻より20分早い正午に到着。空港内の勝手がコロナ前とは大きく違っていてまごまご。それでもキオスクと呼んでいる機械でパスポートをスキャンして、ほとんど見慣れた質問にまとめて「ノー」と答えて、最後に前にはなかったコロナ関連の質問に答えて、マスクを外した写真を撮ったら、2人の写真とステータスを印刷したレシートが出て来て、「ラインBにどうぞ」。言われるまま進んで行ったら、ラインAはコロナの検査場に入り、ラインBはまだ動いていない手荷物のカルーセルへ。留守番サービスのシーラに帰って来たよぉとテキストして、やり取りしているうちにカルーセルが動き始めて、間もなく出て来たスーツケースを取ったら、後は出口近くで入国管理の人にレシートを渡して、そのまま迎えの人たちがぎっしりのロビーへ。誰もArriveCANのQRコードや検査の証明を見せろと言わなかったなあ。苦労して印刷して来たのに、何だったんだろう。でも、14日間の隔離を免除されて、爽やかな青空の下に出たら、ああ、無事に帰って来れたぁと実感。ただいまぁ~。