山中で沢沿いを歩いていたら画像のような物を見つけました。 なんじゃこれは?!と思って近くに落ちていた枝で触ってみると、一粒一粒が引っ付いて、何とも粘っこいと言うか弾力性があり、枝がペタペタとくっ付きますます。 結局何だか分らなかったので画像を撮って先に進むと、沢の中に流されてる途中のヤエヤマアオガエルの卵がありました。
殆ど取れかかった泡の中を良く見ると、その中に画像と同じような卵がいっぱいあります。 おそらく画像のも、ヤエヤマアオガエルの卵なんでしょう。 ただこれは全部くっ付いているので、アワアワが流された後ではなく始めから泡無し(オス無し)で産んでしまったんではないかと思います。 何故なら、もし泡々の中に産んでいたらこんなふうにくっ付かず、バラバラになるからです(あ~でも正常な泡々を崩して見た事が無いので、もしかしたら中心部はこうなってるのかしら?)。 あれ?オス無しで産んでしまう事があるのか?と思うかも知れませんが、もう卵でお腹いっぱい!になっているのにオスに出会えないと堪らず産んでしまうと言う事は他の生き物でも良くある事なのです。
これとはチョッと違いますが、ウミガメ・ママが産卵の為に上陸したいのに、ことごとく邪魔されて産めずにいると、終いには我慢出来ず海の中で産み落としてしまい、もちろんその卵達は全滅してしまうのです(>_<)。 悲しいお話ですね。