昨夜久しぶりにウミガメ調査に同行して来ました。 この日は朝からJさんの所のカヌーガイド、自分の石垣島夜回りツアーと働き尽くめでだったんですが、今回はタイマイ(絶滅危惧種)が来るからこないか?と師匠も誘ってくれてるので、23時にお客様をお送りした後、そのまま現場に向かいました。 師匠の車が止めてある場所は奇蹟的な感で?!、一発で見つけたんですが、本人はいくら電話しても出ません。 しばらくかけても出ないので、いよいよ帰ろうかと思った矢先に返信(こんな物です)、「今の所まだカメは上がって無いけど、昨夜のネストをこれから掘ってみようと思うから来たら?」、と言う事で車でその側まで向かい浜に下りました。
これがタイマイが産んだかも知れないネストです(オイラが着くまで待っててくれました)。 もともとママガメ達は産んだ後がバレないようにカモフラージュするので、砂山を掘れば直ぐに卵が出てくる、と言う訳ではなく、その時のママガメの状況、位置、砂や回りの植物他の状態を見ながら、通称カメ棒を刺して探っていきます。 その中でも特にタイマイは分り辛いカモフラージュをするらしく、↑画像に映っている真ん中の砂部分を掘れば出るなんて甘い話は無く、回りの葉っぱの下にあったり何かもします。
これが上陸した後で、アオや赤に比べると体のサイズのせいもありますが幅が狭いです。 これは一昨夜のもので、この日の夜はまだ新しい上陸後が見つかってなかったので、この後来るのか昨夜産んでしまったのかを調べる為にネストを掘る事にし、オイラ含め4人で調べたんですが、結局産卵後は見つけられずネストは後日調査する事に。 再び、「怪しい男達、真夜中の砂浜徘徊!」、と言う事になった訳です(笑)。 オイラは側まで車で来てるので途中で上がらして貰いましたが、師匠たちはずっと先の車を止めた場所までは嫌でも戻らなくてはいけないのでした。