夏の亜熱帯で山には極力入りたくないんですが、この時期しか見れない物もあるので頑張って行ってきました。 行った甲斐はあったんですが、物凄い汗と何度かのスコール。 体はビショビショ、長靴の中は汗が溜まって歩く度に、ジュッポ、ジュッポ、言ってます。 ただ、水滴が付いて非常に良い色と雰囲気で、「この色こそ亜熱帯だなぁ」、と自分では満足です。 カメラが可愛そうだけどね。
バイケイラン(ラン科バイケイラン属、絶滅危惧種)、かなりデッカクなる欄でデカクなりすぎて倒れちゃうのもあります。 「花季は何月ぐらい」、と良く書いてありますが暖かくなるとかなり長い間、咲いてるのを見かけます。
モロコシソウ(サクラソウ科)、方言でヤマクニブー(山九年母)、以前にも紹介してますが、蒸して吊るしておいたり、乾燥させてタンスの中に入れておいて虫よけに使います。 その割には葉っぱが食べられた跡が沢山あります。
ツルラン(ラン科エビネ属、危急種)、まだかまだかとツボミの頃から待ち続けたのがやっと咲いてくれました。 見事なツルランです。
マルヤマシュウカイドウ(シュウカイドウ科)、国内で自生するベコニアの仲間で唯一、いや唯二種の内の一つで八重山にしかありません! もう一つはコウトウシュウカイドウで、何故かこっちは葉が丸いので名前が逆じゃないか!と勝手に怒ったりしてしまいます。 どちらも渓流沿い等に生えてて可愛い姿で迎えてくれます。 葉や茎は食べれて、チョッと酸味がありますが、絶滅危惧種なので食べるのはやめておきましょう!
最後はヤエヤマギョクシンカかな? 葯(やく)の部分(花びらの付け根から伸びてる細いの)が普通のギョクシンカより長いような気がしますが良く分りません。 名前が分る方、教えて下さい!