リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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ミナミスナガニ

2014年03月19日 | 海が好き!

 ミナミスナガニ(スナガニ科)の目玉が目立ちますねぇ。 何でこんなに目玉がデカイのかなぁ? 夜の砂浜を疾走してるので基本的に夜行性だからでしょう。 夜に見ると真っ白になっていて、白い砂浜に白い体がサッサッサッサッ~と走り抜けていく様は、慣れてないと何だったかも分からず終いでしょう。

宮古島ではツノメガニかこのカニ、もしくはどちらも食べていたそうです。 「アンパルぬ みだがーま(目高蟹)ゆんた」と言う田んぼなどの野良仕事をしながら歌う労働歌(田植え歌)があるんですが、その「みだがーま」がツノメガニの事なのかミナミスナガニなのかで石垣ではよく論争になっています。 宮古島に伝わる歌の中に同じ様な歌詞が出て来るんですが、そちらはツノメガニの説が強いようです。

面白いのが、むかし田植えを手伝って貰うのに歌の上手い人を呼ぶと、「あの人が歌うのなら」と言って手伝いに来てくれる人が増えたそうです。 その為にわざわざ謝礼を払ってまで来て貰うんだそうです。 今ほど余暇の無い時代、歌の上手い人と一緒に男女の掛け合いで歌いながら皆で田植えをするのが、楽しみの一つだったのかも知れません。 もしかしたら出会いの場でもあったのかも。

コメント
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