リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

ヒロオウミヘビ

2014年05月09日 | 海が好き!

T師匠恒例の「自然観察会・GWスペシャル」の初日にヒロオウミヘビ(コブラ科エラブウミヘビ亜科)に遭遇しました。 石垣島では結構ウミヘビに出会えますが死亡事故は聞いた事がありません。 コブラ科なので毒はハブよりはるかに強いですが性格が穏やかなのが多いし、牙もかなり奥にあるので咬まれても牙まで届いてなかったりだそうです。 多分ウミヘビ君側も一発目は脅しで、「次は手加減しねぇ~よ」、と言う感じなんでしょうか(笑)。

真昼間にも良く会いますが夜間にもチョクチョク遭います。 夜に岩場のある砂浜なんかを歩いてると上がって来た所に遭遇するんですね。 踏んだらバクッとやられるから気を付けないといけません。 海喰洞(海辺の岩穴)とかに入る時も海蛇が寝てたり卵を抱いている(エブラウミヘビ亜科)のに遭遇したりするのでこれも気を付けましょう。 日本で見られるウミヘビを書いて置くと、ヒロオ、エラブ、アオマダラ(エラブウミヘビ亜科)と、マダラ、クロガシラ、セグロ、イボ、クロホシ、イイジマ(ウミヘビ亜科)で、合わせると一応全9種だそうですが温暖化の影響で違う種も来てるんじゃないかとか、日本のでも千葉の房総半島まで来てて驚いたと言ってたのが、今じゃ北海道の海でも見つかったとか。 ちなみにウミヘビ亜科は卵胎生なので卵ではなく赤ちゃんヘビを水中出産、完全に海に特化した訳です。 だけど呼吸だけはまだ肺呼吸なんですね~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする