温暖な地域に生えるアコウ(クワ科)ですが、もちろん石垣島にも沢山あります。 ガジュマルなんかと同じ絞め殺しの木の仲間なんて言われてますね(実際はちょっと違うけど)。 このアコウ、今回のは季節のものだと思いますがそれ以外、年に数回突然落葉して新しい葉を出す事があります。 何がスイッチになってるのか知らないけど木によって(時には枝によっても)行ないます。 その際に何時もキレイだなぁ、と同時に何で?と思うのが托葉の落葉(っていう言い方で良いのか?)です。 白くて柔らかい托葉は汚れが無いというか、ピュアな感じでキレイです。
アコウに限らず托葉を持つ植物は沢山ありますが、そのハッキリとした役目は分かっていません。 形も葉っぱの物もあれば刺状や巻き髭のもあります。 アコウにかんしても1つは新芽を守る為にあるんだろうな、くらいしか分かっていません。 野菜のような感じで食べられたら良いのになぁ、と思うんですが駄目かな? あっ、ヒャクトリムシが付いてる。
葉が開く前はこんな風になってます。 すぐ落とす割には光合成も出来るようで、自然界はまだまだ謎だらけですね。