冬の石垣島はキビ刈の季節です。冬になり水分が抜け糖度が増したサトウキビを収穫し製糖工場に運ぶのです。そして普段キビで隠れ気付く事もない古いお墓がこの時だけお目見えします。オイラのブログでも何年か前に紹介したことがありますが、久し振りに偶然この畑の側を通る時に見る事が出来たので撮影しておきました。
畑の中ほどにポツンとあります。元は畑じゃなかったんでしょうね。キビ刈をやっていた人に聞いたところ、自分達のお墓ではないと言う事と、持ち主は分からない、との事でした。この土地を買ったらあったと言う事でしょう。作業するのに邪魔なはずですが、お墓と言う事で壊されずに残されたんでしょう。
以前許可を頂いていたので近くまで行って撮影しました。お墓は2つ並んでいて、一つ目がこれです。泡石と言うかビーチロック見たいな切り出して来た岩で作られています。
2つ目の方も見た目はっコンクリートですが、割れている所を見ると同じ様にビーチロック見たいな岩を積んで作られ、その表面を後にコンクリートで覆ったと言った感じでしょう。香炉やお皿の様な物もありました。後日文化財課の知り合いに画像を見せて何か分かるか聞いてみようと思います。