一週間ほどして行ったら田植後しなってた苗も根付いたのか皆「ピンッ」と元気に伸びていました。水も全面張れて良い感じです。そして今回の作業は「転がし(田車)」です。
今回は手作りじゃなくて既製品だったんですが、昔は木で作っていたそうです。何をするかと言うと除草兼代掻きと言った感じでしょうか。
画像はひっくり返した状態ですが、この歯車見たいので泥を引っ掻き回し雑草も取ってくれて、ヘドロ状になっている泥を攪拌する事によって硫化水素も抜け、嫌気性になった状態から好気性に変り、水も泥も酸素が増え栄養も水に溶けだし、翌日には見違えるように苗が青々とするそうです。オイラはこの作業後まだ見に行ってないんですが、今度見る時が楽しみです。
この転がしは一回だけでなく、何度がやります。
この日の若葉さんは直ぐ横の川に繋がれていました。川の上流側(画面左)を見ると分かると思いますが、本来この川は山から直ぐの水でキレイなんですが、若葉さん達水牛にとってはあまり好みではないらしく、ご覧のように自分の角で壁面の土をドンドン削り落とし、ドロドロにしようとしている所です。
いつも繋がれている場所は田植えをしている一段上の休耕田なんですが、そこをやはり角で掘り起こし、飲み水用に入れてあげた容器をワザとヒックリ返し、そこに自分の糞尿もしてドロドロを作ろうとします。出来上がったらそこに横たわり体中に塗りたくり御満悦になるのです。どうも自分の匂いが付いていると安心するようですね。それと皮膚の保湿や虫除けにもなっているのかな? ハエは寄って来るけど(笑)。
そんな若葉さんは当然物凄く臭くてとてもじゃないけど触ったり近寄れません(>_<)。だけどこの日はある練習をする為にこの後ブラシでキレイに洗われてしまいました(笑)。
何の練習かと言うと、人が乗る練習です。別に乗る為の牛ではないんですが、人が乗るのを許すようになると、若葉さんとの距離も近くなり言う事も聞いてくれやすくなるそうです。ただ先日オイラがオレンジの短パンで行った時に触られるのを嫌がっていたのと同じように、今回は蛍光の赤いシャツを着ていた女性が乗る時、最初抵抗してなかなか乗せようとしませんでした。やっぱり色が関係してるのかな?
今回は女性陣といつも世話をしている男性二人だけ乗せて貰いましたが、機会があったらオイラも乗せて貰えたらなぁと、秘かに企んでいます(笑)。それには若葉さんともっと仲良くならねば!
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