ある沢の続きです。今回は動植物を載せます。まず最初はオオウナギ(ウナギ科)の幼魚です。オオウナギも海で繁殖し5センチくらいの「シラスウナギ」になったら川を遡上して来るようなので、この子もこの沢を遡って来たんですね。だけど前回掲載したように小さいとは言えコンクリートの90度近い壁を登って来たんだから大したものです。まぁでも数メートルある滝も登るそうですから、あれくらい何ともないのかな?
次は良いですよ、テンジクカワアナゴ(カワアナゴ科)です(エビ系も沢山写ってます)。沖縄でないとなかなか見れないです。オイラも始めて見たかな? この子達もハゼ見たいに吸盤あるのかな?と思ったら無いんです。だから上流に上がって行くにも一苦労。それでも汽水域と沢(上流)を行き来してるんですね。物凄い小さい卵を沢山産むそうなのでドンドン増えると良いなぁ、この種も心無い人に狙われやすい魚だから。
最後はクロヨナ(マメ科)です。クロヨナがあると言う事は昔々はこの辺りまで海だった時代があると言う事。海流散布で子供達(マメ)をバラまくからね。クロヨナの豆からは良い油(ポンガミア油)が取れて肌に凄く良く、皮膚系の病気やコンディショニングなど色々優れているので、多数の化粧品メーカーなども使用しています。
最近ではそれだけではなく、バイオ燃料としても注目されているとか。マメ科の菌根菌なので荒れた土地や塩分を含む土地でも窒素肥料を作ってくれて肥料無しでも良く育ち、乾燥にも強いと書いてあったから、これは沖縄とかアフリカ、オーストラリア、東北の塩を被って困ってる畑けや田んぼにも持って来いなんじゃないでしょうか? 原発辞めてバイオエタノールで電気を作れる!
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