本来は海岸林やマングローブの上の方、湿地などに生えるシイノキカズラ(マメ科)が畑の間の浸透枡に沢山生えています。 元々この辺りは石垣島で1番大きいマングローブ地・名蔵アンパルの上流側で、石垣島では超貴重な今は無き「ブネラ湿地」だったりします。 この水場も名蔵アンパルに流れ込む小川だったんですね。 そんな大事な自然も土地改良で田んぼや畑になったんですが、そこにいた植物は少数ですがなんとか残ってるんです。
ただこのシイノキカズラ、海を使って種をばら撒くタイプなのにココからじゃかなり厳しそう。 種を海に流せなくなった種はサクラマス等のようにその場だけで何とか子孫を残せるように進化していくんでしょうか? すでにココはシイノキカズラだらけなんでもうそうなってるのかな? でもこのまま密集していくとかならす問題が出てきそうですね。 しかも近親交配で問題が無い種なのかも気になります。
沖縄・石垣でも山から海までが手付かずの自然が残ってる場所はもうかなり無くなって来てます。 皆さんの地元にはありますか?
花が咲いてるのを見るとキレイなだけじゃなく、子孫を残そうと頑張ってるんだなって思います。 ここもすぐ近所なのでチョクチョク観察に行ってみたいですね。 いつも書いてますがマメ科なのでやっぱり毒があり、別名・毒フジなんて呼ばれ、殺虫剤や魚毒にも使ってたとか。
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