リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

ピンクのサガリバナ

2014年05月07日 | 何でも

石垣島エコツーリズム協会の副会長の家にはサガリバナがあり、会員達にちょくちょく苗木を分けてくれます。 我が家にもそのDNAを受け継いだ子が1本育ってますが、「宮良川観光エコステーション」にもあり、その子が早くも花を咲かせました。 ウチのと同じ頃に貰った筈なのに早いなぁ。  

確かに石垣中のサガリバナ・ポイントを探せばそろそろ咲いているのを見つける事は出来ます。 上手くすると冬の数ヶ月以外ほぼ一年中見る事も可能ですが、わざわざ探さなくても午前中のカヌーツアーに参加すれば、しばらくはこの花を見る事が出来ますよ。 しかもかなりピンクのサガリバナです。 今年は沖縄はGWの途中で入梅してしまい、ウチのサガリバナも喜んでいる事でしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイフィンガーガエル

2014年05月05日 | 生き物

「夜回りツアー」中にアイフィンガーガエル(アイガエル科)が鳴いてるのを頼りに探してると、見つけました。 小さい体で「ピッ、ピッ、ピッ」と鳴いてます。 アイフィンガーガエルと言うのは日本で唯一子育てするカエルです。 子育てするカエルと言うと有名なのがテレビなどでも紹介されたアマゾンにいるピパピパ(標準和名コマリガエル(お母さんの背中に埋もれて育つ)やアフリカウシガエル(オタマジャクシのいる水溜りが枯れてくるとお父さんが水路を作って移動させる)とか、インド西部で見つかった新種のジョグズ・ナイト・フロッグ(卵が孵るまで両親で守る)とかが有名どころですが、中にはお腹の中でカエルになるまで育てる絶滅したかも知れないといわれるイブクロコモリガエルなんてのもいます。

さて、石垣島と西表島にしかいないとされるアイフィンガーですが、子育てするのはお母さんの方です。 アイフィンガーガエルと言うのは木の洞(うろ)とか(ファイトテルマータ)、たまたま雨水が溜まった窪みなんかに卵を産みます。  たまたま水が溜まった場所なんかには田んぼや池と違って水草なんかありません。 じゃオタマ君達は何を食べて大人になると思いますか? 木の皮、ボウフラ、何も食べない・・・、答えはお母さんガエルが産卵した場所を覚えていて、時々帰って来ては水際に無精卵の卵(エッグフード)を産み、オタマ達はそれを食べて大人になるんです。 

ここで注目してほしいのは卵を食べる事が凄いんじゃなくて、お母さんが時々帰って来てご飯をくれる(子育てする)って事が凄いんです! 普通カエルは産んだら産みっぱなし、人間だったらネグレクトで大問題ですが、カエルの世界では当たり前ですね。 そんな中で唯一日本で子育てするのがこのアイフィンガーガエルなんです。 しかも一箇所だけじゃなく何箇所かで産卵し、ちゃんと各所を回ってご飯をあげるんですね。 まぁあっちこっちに子供がいるのは人間だったら問題ですが(笑)、カエルだから良いんです。 ここでお気付きの方、そうこのオタマは肉食なので他種のオタマと違って日本人と欧米人が違うように、腸の長さが短いそうです。 しかも上についてる無精卵を食べるので口が上向きについてます。 じゃぁ有精卵は食べられないのか?!、と言う事で有精卵は間違って食べられないようにオタマが届かない様に水面より少し上の方に産むそうですが、雨が降って水かさが増したら駄目だよな~。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石垣島全域避難訓練

2014年05月02日 | 何でも

先日石垣島全域で防災訓練があり、自衛隊のヘリは飛ぶは3000人近い人が訓練に参加するはで大賑わいでした。 石垣市民がこれだけ参加するには理由があり、かつて石垣島にも巨大な津波が何度も押し寄せ、その記録が文章や言い伝えだけでなく、巨大な「物」として目で見える形で残っているので、みんな実感があるんです。 それは「津波石」と言って、石垣島の海岸は勿論の事、かなり内陸部にも小屋くらい巨大な石灰岩が打ちあがっています。 もし石垣島に来て車などで走る事があったら気に留めておいてください。 畑の中にド~ンッとデッカイ岩が鎮座する光景が見れます。

と言っても今回はそこに視点を置いてる訳ではなく、避難集合先での自衛隊の様子です。 まず上の画像ですが、自衛隊お約束のカレーライスが炊き出しとして振舞われました。 こういう時だからか塩気が多かったです。 でも味は以前食べた時よりさらに美味しく、大きなお肉や野菜も入ってて満足です!

では下の画像はと言うと、これだけでは何だか分からないでしょ? この前にそれぞれプラスチックのイスが置いてあったらどうですか? そうそう、これはお風呂の水洗です。 だから良く見るとシャワーをかけるフックもあるでしょ。 この時は既に撤収した後だったんですが、お風呂も設置されたんです。 もちろん水はタンク車で運ばれ、お湯もボイラー車で沸かす事が出来ます。 3.11の時に被災者の方達が数日ぶりにお風呂に入った時の物凄くホッとしていた映像を思い出しますね。

それにしても何で今回のカレー、特にご飯が美味しかったんだろう? お米? 熟練の炊飯係りの腕? 移動用キャスターらしき物が付いてたので「野外炊具2号(改)」だったのかな? もしそうだとしたら「改」になってから使い方をあまり知らない人でも簡単に操作出来るようになったので、そのせいで美味しいご飯が炊けるようになったのかな? この暖かく美味しい料理が被災時に食べられたら、どんなに心の励みになる事でしょう。 

他にどんなメニューがあるのかな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする